クリス・マーティン

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クリス・マーティン

クリストファー・”クリス”・アンソニー・ジョン・マーティンChristopher "Chris" Anthony John Martin, 1977年3月2日 - )[1]は、イギリスミュージシャンコールドプレイのボーカリスト、マルチプレイヤー。他のアーティストへ楽曲提供も行う。歌唱法としてはファルセットを多用する。

経歴

ソロしての活動

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フジロック・フェスティバル出演時(2011年)
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フジロック・フェスティバル出演時(2011年)

人物

  • 誠実で情熱的な人柄で知られている。知的でユーモアに富み、ライブのMCやインタビューではジョークで笑いを誘いながら話すことも多い。
  • 両利きである。ギターは右利き用を使う。コールドプレイのYouTubeの動画には、両手でセットリストを書く様子
  • バンド外では特に公正な取引の推進運動であるフェアトレードに力を入れている。オックスファムのメイク・トレード・フェアのキャンペーンにも参加した。不公平な取引の現場を見るため自らガーナハイチに赴いている。
  • 2012年、デイリーメール紙にて10年以上前から耳鳴りを煩っていることを告白した。大きな音を聴き過ぎた結果であると言い、紙面上で若いアーティストに耳栓を使用するように呼びかけた。マーティンは演奏中に特殊フィルターのついた耳栓やカスタマイズしたインイヤーモニタをつけており、予防策としてバンドメイトにも同じことを奨励している。
  • クリスチャンの家庭で育ったが、クリスはキリスト教からは距離を置き、「Alltheist」(無神論者 Atheistをもじった造語)を名乗って、神はすべての人、すべての場所に存在すると信じていると話している。2019年のインタビューでは、「僕は神とは愛だと思うんだ。そして、神はすべての分子の中にある魔法であって、あなたが嫌いな人の中にさえいるんだ」と語っている[6]
  • 煙草をやらない。以前はベジタリアンでもあった。
  • サッカークラブのエクセター・シティFCのファンが映っている。
  • 2016年にはバンドを志すきっかけを与えたマイケル・J・フォックスと共演し、「ジョニー・B.グッド」を含む『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の曲を2曲演奏している[7]

影響を受けたアーティスト

他のアーティストからの評価

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フジロック・フェスティバル出演時(2011年)

交際と結婚

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香港公演(2008年)

交友関係

  • メンバーの中ではギターのジョニー・バックランドと一番仲が良い。ジョニーと俳優のサイモン・ペッグはクリスの娘アップルの名付け親である。また、クリスはサイモン・ペッグの娘の名付け親である。サイモン主演の映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』には、ギターのジョニーと共に、カメオ出演している。
  • 現在のバンドのクリエイティブ・ディレクターであり、「5番目のメンバー」として知られている元マネージャーのフィル・ハーベイは、13歳からの友人である。1990年から95年まで同じ男子全寮制のパブリックスクールに通っていた。クリスとフィルは、在学中にロッキンホンキーズ(The Rockin’ Honkies)というバンドに所属していた。フィルは「ザ・コミットメンツのようなソウル/R&Bのカバーバンドだった」「自分たちがバンドをやっていた時期が重なることはなかったんだ。僕は結成メンバーだったんだけど、すぐに才能のないギタリストだとバレて、サウンドエンジニアに代わった後、クリスがキーボード奏者として入ってきた。クリスはフロントマンではなく、地味なキーボード奏者だった」「僕たちは親友で、当時から一緒に何か音楽をやりたいと夢見ていた。自分はパフォーマーにはなれないということを十分自覚していたが、クリスは13歳にして天才的な才能を持っていた」と語っている[19]
  • ジェイ・Zビヨンセ夫妻と仲が良く、家族ぐるみの付き合いをしている。プライベートでの交流だけでなく、お互いの楽曲でのコラボレーションや2012年のロンドンパラリンピック閉会式、2016年のスーパーボウルのハーフタイムショーなどのステージ上での共演も多い。

脚注

外部リンク

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