ギャビン・ラックス

アメリカの野球選手 (1997 - ) ウィキペディアから

ギャビン・ラックス

ギャビン・トーマス・ラックスGavin Thomas Lux1997年11月23日 - )は、 アメリカ合衆国ウィスコンシン州ケノーシャ出身のプロ野球選手ユーティリティープレイヤー)。右投左打。MLBシンシナティ・レッズ所属。

概要 シンシナティ・レッズ #2, 基本情報 ...
ギャビン・ラックス
Gavin Lux
シンシナティ・レッズ #2
Thumb
ロサンゼルス・ドジャース時代
(2024年4月24日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 ウィスコンシン州ケノーシャ
生年月日 (1997-11-23) 1997年11月23日(27歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手二塁手外野手
プロ入り 2016年 MLBドラフト1巡目
初出場 2019年9月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
閉じる

叔父は元プロ野球選手で大学野球指導者のオーギー・シュミット英語版[1]

経歴

ドジャース時代

2016年MLBドラフト1巡目(全体20位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され[2]、プロ入り。なお、契約しない場合はアリゾナ州立大学へ進学の予定であった[3]。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースでプロデビュー。パイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズ英語版でもプレーし、2球団合計で56試合に出場して打率.296、21打点、2盗塁を記録した。

2017年はA級グレートレイクス・ルーンズでプレーし、111試合に出場して打率.244、7本塁打、39打点、27盗塁を記録した。

2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは、ドジャースの組織内で13位にランクインした[4]。シーズンではA+級ランチョクカモンガ・クエークスとAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、2球団合計で116試合に出場して打率.324、15本塁打、57打点、13盗塁を記録した。

2019年、マイナーではAA級タルサ・ドリラーズとAAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーし、2球団合計で113試合に出場して打率.347、26本塁打、76打点、10盗塁を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームナショナルリーグ選抜に選出された[5]。9月2日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[6]。メジャーデビューとなった同日のコロラド・ロッキーズ戦では「8番・二塁手」で先発出場して5打数で2安打を記録した[7]

2021年からは外野手に挑戦し、シーズン終盤には主に外野を守った[8]

2023年2月2日のスプリングトレーニング膝前十字靭帯断裂の怪我を負い、シーズン全休となった[9]

2024年に復帰し、当初は正遊撃手として起用されることになっていたが、スプリングトレーニングで不調だったため、ムーキー・ベッツが正遊撃手として起用され、ラックスは正二塁手として起用されることになった[10]。3月14日にMLB史上初となる韓国ソウルサンディエゴ・パドレスと開催する開幕戦に帯同する選手として発表され[11]、3月20日に開幕ロースター入りした[12]。同日の開幕戦で約2年ぶりとなる公式戦出場を果たした。シーズンでは主に二塁手として139試合に出場し、打率.251、10本塁打、50打点を記録した。ポストシーズンではワールドシリーズまでの全試合に帯同して、打率.176、1本塁打、6打点を記録した。

レッズ時代

2025年1月6日にマイク・シロタ英語版と、MLBドラフト戦力均衡ラウンドAの指名権とのトレードで、シンシナティ・レッズへ移籍した[13][14]

選手としての特徴

速いスイングと俊足を備えており、将来的には毎年15~20本塁打と20盗塁が期待できる存在と評価されている。守備でも素早い動きを見せ、肩も強いが、スローイング面での失策が多いため、外野手へコンバートの可能性もあるとも言われている[4]

詳細情報

年度別打撃成績

さらに見る 年 度, 球団 ...
















































O
P
S
2019 LAD 23827512184123092000700240.240.305.400.705
2020 1969638112032281000600190.175.246.349.596
2021 102381335498112471224641024133833.242.328.364.692
2022 1294714216611620761684272034700953.276.346.399.745
2024 139487439591102421016850520244021108.251.320.383.703
MLB:5年 41214901333194336621428510155195071453533114.252.326.383.709
閉じる
  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

MLBポストシーズン打撃成績

さらに見る 年 度, 球 団 ...


















































2019 LAD NLDS 41091200151000010060.222.300.556
2020 NLDS 1110000000000000010.000.000.000
2021 NLWC 1000000000000000000.000.000.000
NLDS 51191300030000020020.333.455.333
NLCS 3750000000100020010.000.286.000
2022 NLDS 413130310041000000051.231.231.308
2024 NLDS 520183500183000110020.278.300.444
NLCS 3861000000001010010.000.143.000
WS 415101110021100130130.100.333.200
出場:5回 30857171420222620121001211.197.298.310
閉じる
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

内野守備
さらに見る 年 度, 球 団 ...


二塁(2B)三塁(3B)遊撃(SS)




































2019 LAD 22273829.970--
2020 182246311.958--
2021 27314817.98810220.5005967129718.966
2022 102148180945.973-9311031.000
2024 138179265968.980-10000----
MLB 30740757724140.97610220.5006970140721.968
閉じる
外野守備
さらに見る 年 度, 球 団 ...


左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)




































2021 LAD 11100001.000671011.00010000----
2022 28290001.000--
MLB 39390001.000671011.00010000----
閉じる
  • 2024年度シーズン終了時

記録

MiLB

背番号

  • 48(2019年)
  • 9(2020年 - 2024年)

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.