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『イアリー 見えない顔』(イアリー みえないかお)は、前川裕による日本のサスペンス小説。
イアリー 見えない顔 | ||
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著者 | 前川裕 | |
イラスト | ヤマモトマサアキ(文庫本) | |
発行日 | 2016年11月26日 | |
発行元 | KADOKAWA | |
ジャンル | サスペンス | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判 | |
ページ数 | 280 | |
公式サイト | www.kadokawa.co.jp | |
コード |
ISBN 978-4041046180 ISBN 978-4041068915(文庫判) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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2016年11月26日にKADOKAWAより単行本が書き下ろし小説として発売された[1]。2018年6月15日には角川文庫版が発売された[2]。
私立大学で教授を務める広川は、妻を原因不明の難病で亡くす。妻の葬儀から数日後、深夜にインターホンが鳴った。「ヤダ」と名乗る女に見覚えは無く、広川が玄関を開けたときには女の姿は消えていた。
広川の勤務先である恒星学院は、現総長が健康上の理由で次の総長選挙に立候補しないため、各学部で誰を総長候補に立てるか話し合われていた。法学部からは憲法学者の田島洋が立候補。文学部はこれを迎え撃つために世間の認知度の高い西本淳三の擁立を画策する。ところがほどなくして西本のアカデミックハラスメントスキャンダルが週刊誌に取り上げられ計画は座礁。文学部陣営では新たな候補者として仏上を擁立する。
コーヒー店で働く六道菜々美は、アルバイト仲間の瑠偉からマルチ商法の勧誘を受ける。強引な勧誘を断れずにいたところに、弁護士の土田律子が現れて救われる。土田は菜々美の相談に乗り、新たな転職先を紹介する。
広川の向かいの家には、中学生の篠田栞が住んでいる。病気の栞の母は病院での治療を信用せず、「手翳し(てかざし)」という民間療法で自宅療養を続けていた。ある日、栞が広川のもとに相談に来る。病床にある筈の母が突然失踪し、それを探しに出かけた父までもが行方不明となったという。広川は一日だけ様子を見ることを提案するが、その後栞もいなくなってしまう。
混迷を深めた大学総長選挙、六道菜々美を救った弁護士の土田律子、行方不明になった篠田家、不審な人の死が続く街。一見何の関係もないと思われたこれらのことが一つの線で結ばれていく。
2018年8月4日から9月8日までWOWOWプライムの「連続ドラマW」枠で放送された。全6話[5]。主演はオダギリジョー[3]。
音楽は大間々昂によって手がけられ、2018年8月にAnchor Recordsよりオリジナル・サウンドトラックが発売された[6]。
各話 | 放送日 |
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第1話 | 8月 | 4日
第2話 | 8月11日 |
第3話 | 8月18日 |
第4話 | 8月25日 |
第5話 | 9月 | 1日
最終話 | 9月 | 8日
WOWOW 連続ドラマW 土曜オリジナルドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ダブル・ファンタジー
(2018年6月16日 - 7月14日) |
イアリー 見えない顔
(2018年8月4日 - 9月8日) |
コールドケース2 〜真実の扉〜
(2018年10月13日 - 12月24日) |
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