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2011年のコンピュータゲーム ウィキペディアから
『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』(アンチャーテッド さばくにねむるアトランティス、Uncharted 3: Drake's Deception)は、ノーティードッグが開発し、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)より2011年11月2日に発売されたアンチャーテッドシリーズ第3弾となるPlayStation 3 および PlayStation 4専用アクションアドベンチャーゲーム。略称は『アンチャ3』と『UC3』。
ジャンル | アクションアドベンチャー |
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対応機種 |
PlayStation 3 PlayStation 4 |
開発元 | ノーティードッグ |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE) |
シリーズ | アンチャーテッドシリーズ |
人数 | 1〜2人(オンライン時:2〜10人) |
メディア | BD-ROM |
発売日 |
2011年11月1日 2011年11月2日[1] Game of The Year Edition 2012年8月28日 2012年9月21日 PlayStation 3 the Best 2013年3月14日 |
対象年齢 |
CERO:D(17才以上対象)(PS3) CERO:C(15才以上対象)(PS4) ESRB:T(13歳以上) |
コンテンツアイコン | 暴力 |
デバイス |
DUALSHOCK 3対応 3Dテレビ対応 Bluetoothヘッドセット対応 |
売上本数 |
663万本[2](出荷数/2015年1月) 19万4266本(2012年1月)[3] |
その他 |
PlayStation Network対応 インストール不要 トロフィー対応 LAN パーティ機能対応 動画編集・スクリーンショット機能搭載 YouTube、Facebookと連携 |
“2009年度AIASゲーム・オブ・ザ・イヤー”(現:DICEアワード)など、数々のアワードを受賞して世界的に大ヒットとなった[4]『黄金刀と消えた船団』の続編。初公表されたのは2010年12月9日の『エンターテインメント・ウィークリー』にて掲載されたときであった。アメリカでは発売前から高い人気度を得ており、ファーストフードチェーンのSUBWAYとのコラボキャンペーン[5]や、ケーブルテレビ局の本作をモチーフとしたテレビ番組の放送[6]などが行われた。
6月7日のE3でのソニーカンファレンスでは初めてゲームプレイが披露され、6月28日から2週間にかけて北米で実施されたマルチプレイヤーオープンベータテストがは150万人以上が参加した[7]。日本でのテレビCMではハリソン・フォードが出演し[8]、吹き替えの声優として夏木マリが参加している[9]。9月に開催された東京ゲームショウ2011ではソニーブースに本作の試遊台が置かれ、マルチプレイヤーモードの魅力を伝えた[10]。
初日での世界出荷数は380万本を超える[11][12]ミリオンセラーであり、アメリカのゲーム関連情報サイトIGNの評価では10点満点を叩き出している[13]。MetacriticとGameRankingsでそれぞれ平均92%と91.76%の評価を得ており、2011年発売で最も評価の高いゲームの一つである[14]。2016年5月には、続編の『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』が発売された。
シングルプレイモードでプレイヤーが操るのは、海洋冒険家「フランシス・ドレイク」の子孫を自負するプロのトレジャーハンター「ネイサン・ドレイク」(愛称:ネイト)。ネイトは相棒サリーとともに、幻の古代都市「砂漠のアトランティス」を探しに世界中を飛び回る冒険に出る。古代都市に隠された秘密を解明するうちにネイトは、歴史の闇に潜んできた秘密結社と対峙する事になってしまう。
ゲームは主に探検や銃撃戦、謎解きで構成されており、シリーズ最大の特徴は「プレイする映画」をキャッチコピーとする、ゲームとシームレスに展開する映画のような演出とストーリーである。
本作では、20年前の少年時代のネイトが登場し、サリーとの出会いに触れられる。物語はロンドンのバーでの、ある秘密結社との交渉の食い違いから始まり、その秘密結社を追ううちに、ネイトが長年追い求めてきた真実の手がかりとなるものを見つける。宝探しの冒険に出ることを決意するネイトとその仲間は、想像もしなかった過酷で危険な体験をすることとなってしまう。
マルチプレイでは、インターネットを介した最大10人までのオンライン対戦が可能である。オンライン対戦専用のステージでは、プレイヤーが2チームに分かれて“偶像”を奪い合う“宝探し”や、制限時間内のキル数を競う“デスマッチ”などの多彩なルールで対戦できる。また、最大3人での、敵の攻撃に耐える“サバイバル”や、オリジナルマップを攻略する“ミニミッション”などの協力プレイも楽しめる。
またオフラインの画面分割で協力プレイができる。そして、ボイスチャットを利用したほかのプレイヤーとのコミュニケーションやフレンド同士でのパーティー結成なども可能。このほか、オンライン対戦時に使用するキャラクターの選択や、ゲームで獲得したポイントで入手できるスキルなども用意されている。
オンラインマルチプレイは、太平洋時間の2019年9月3日をもって終了した。
本シリーズのシステムは、3DアクションとTPSの要素を組み合わせたものであり、ジャンプ、泳ぐ、つかむ、登る、飛び越る、ロープを使うなどのアクションを駆使して進めていく。ステージには武装した敵兵がおり、銃撃戦やステルスキル等で倒すことができる。武器の種類は豊富であるが、一度に持つことができるのはピストル1つとライフル1つ、グレネード4つだけである。これらの武器は、あらかじめマップに置いてあるものを拾ったり、倒した敵が落とした武器を拾うことによって補充することができる。アイテムはほとんど存在せず、武器なども落ちているものを拾うので購入する必要もない。
本作も米SCEのノーティードッグが開発を担当している。前作『黄金刀と消えた船団』の世界的大ヒットが本作を開発するきっかけだという。本シリーズの大きな魅力であるリアルなグラフィックはノーティードッグ独自開発のエンジンが実現している。また、開発にはモーションキャプチャー技術が活用されており、体の動きや顔の表現など、キャラクターにリアルで自然な動きが生み出されている。
主人公ネイサン・ドレイク(愛称:ネイト)は、自身が先祖と自負する海洋冒険家・フランシス・ドレイクも探した、莫大な富が眠っているとされる幻の古代都市『砂漠のアトランティス』を求め、相棒のサリーとともに、再び世界中を飛び回る冒険へと飛び立つ。
その旅を阻むのは、秘密結社を率いる冷酷な指導者・マーロウとその側近・タルボット。ネイトたちは砂漠のアトランティスの秘密をめぐり、一大組織と戦うことになってしまう。そして、古代都市に隠された秘密を解明した時、ネイトはこれまでない危険に直面し、彼自身の持つ力のすべてを試されることになる。
アンチャーテッドシリーズでは、意図的に名称を変更した上で実在する多種多様な武器が登場する。
マルチプレイヤーモードは協力プレイとオンライン対戦の2種がある。協力プレイのモードでは3人のプレイヤーが協力し合いながら出現する敵等(NPC)を倒す。対戦型のモードでは10人のプレイヤーが2チームに別れ、お互いに対戦する。相手に倒されると数秒後に復活でき、相手を倒していくとポイントを獲得し、ランクがレベルアップする。レベルアップすることで、武器強化、ブースターとメダルキックバック(後述)、キャラクタースキンやジェスチャーなどを解除していくことができる。
今作のより洗練されたマルチプレイヤーモードでは、ダッシュができるようになり、照準として、構えてなくても常に画面の中心に白い点が表示されるようになったり、マップ上の武器に近づくだけで弾薬の補充ができたりと、システムのあらゆる細かい点がマルチプレイ専用のつくりに適応された。画面分割もできるようになり、2人でオンラインに参加できるのに加え、オフラインでも協力型のマルチプレイができる。従来のブースターの他に、メダルキックバック(後述)も新たに搭載。ゲームモートとしては、「3チームデスマッチ」、「バトルロワイヤル」、「ハンターアリーナ」などが新しく搭載された。また、カスタムキャラクターも選べるようになり、帽子から靴の種類、肌色や声までカスタマイズが可能である。マッチメイク中など、プレイヤーが暇なときに飽きないための工夫として、メニュー画面右下には「アンチャーテッド TV」と呼ばれるビデオボックスも登場した。コミュニティより配信されるYouTube動画が再生される。マッチメイキングではPSNのフレンドだけではなくFacebookのフレンドともパーティーを組むことができる。“シネマ”では過去のマッチを動画撮影してそれをYouTubeを介してコミュニティと共有できる(詳細は後述)。
宝探し、チーム目標マッチの「トレジャーハンター」や、協力プレイサバイバルの「ゴールデンラッシュ」、ハンターアリーナの主な目的として出される。“偶像”とは、高さ50cm程度の黄金でできた像のことである。マップ中に置いてある偶像を△ボタンで拾って指定された宝箱まで運ぶのだが、偶像を運んでいる最中は移動速度が下がり、ピストル以外の武器が使えなくなる。グレネードやガスボンベと同じように投げることが可能である。大きい段差から下がったり、ジャンプ、回避などのアクションをとると手放してしまう。(対戦プレイ中、メダル・キックバックにより"呪われた偶像"を入手可能。これを持ち歩いている間も上記のようになるが、一度手放すと呪いの煙を出してしまうため、再び手に取ろうとすると自滅する。)
チーム目標マッチの「独占」、「マスターバトル」、「テリトリー」や、協力プレイサバイバルの「サバイバトリー」の主な目的として出される。“テリトリー”とは、マップ中に出現する、幅10m程度の四角形の白い枠が囲むエリアのことである。プレイヤーが指定されたテリトリーの中に入ると、枠の色が緑に変化し、テリトリーを確保している状態になり、そのときのみキル数がカウントされたり、確保している時間がカウントされる。
基本は5人対5人の対戦プレイ。プレイヤーはヒーローもしくはアウトローのいずれかのチームに加わり、与えられた目標を達成しながら、相手チームのプレイヤーを倒していく。制限時間やゴールの得点はカスタムゲームメニューで変更可能。
相手チームのプレイヤーを倒していくもっともオーソドックスなゲームモード。先にキル数が50に到達したチームもしくは制限時間終了時にキル数がより多かったチームの勝利となる。
制限時間4分で以下からランダムに与えられた目的を相手チームより先に達成し、5ラウンド中3ラウンドを先取したチームもしくは制限時間終了時に得点がより多かったチームの勝利となる。
相手チームのプレイヤーを倒しながら、“偶像”を自分たちのチームの宝箱まで運ぶ。宝箱まで運んだチームには得点が入る。決められた時間内にもっとも得点の高いチーム、もしくは先に得点が5に到達したチームの勝利となる。
すべてのプレイヤーが敵となる8人のデズマッチ。制限時間終了時にキル数がもっとも多かったプレイヤーもしくは先にキル数が15に到達したプレイヤーの勝利となる。
6人のプレイヤーが3チームに分かるデズマッチ。2つの敵チームのプレイヤーを倒していく。制限時間終了時にキル数がより多かったチームもしくは先にキル数が50に到達したチームの勝利となる。
チームデスマッチと同じルールだが、ブースターとメダルキックバックが使えないプレイヤーの実力が試されるゲームモード。
オンラインアップデート2.10にて追加されたモード。相手チームを全滅させることが目標。目標を達成すると得点が入り、先に3ポイント獲得したチームの勝ち。死亡した場合は どちらかが全滅するまで復活できない(装備セットの変更などはできる)。
サバイバルマッチ同様、オンラインアップデート2.10で追加された。オンラインサービス側がきめたルールに従ってプレイするモード。例としては、「標準装備が『Pistole』と『T-Bolt Sniper』のみ」など。
2もしくは3人のプレイヤーがお互いに協力し合いながら出現する敵(NPC)の波に耐え抜く。敵にやられると仲間に救助を求めることができる。
3人の協力モード。出現してくる敵(NPC)のウェーブを倒しながら、ランダムに与えられる目的を達成する。目的を達成するとラウンドクリアとなる。全部10でラウンドあり、すべてクリアすると、勝利となる。以下の目的が与えられる。対戦型のモードと同じマップを使うが、マップ「滑走路」などでみられるような「イントロ」はなく、中には使えないマップもある。
短ムービーが入る3人の協力モード。ステージに出現してくる敵を倒しながら与えられる目的を達成する。目的を達成するとチェックポイントとなり、すべてのプレイヤーが指定された地点に集まると先のステージ進む。最後のステージをクリアすると勝利となる。マップは「ボルネオ」、「ロンドン地下」、「修道院」、「シリア」、「空港」の5つがあり、その順に宝の石像を探索するというストーリーの時系列という設定で並んでいるが、プレイするマップは順番と関係なくランダムに選ばれる。 操作キャラクターは各マップごとに決まっており、カスタムキャラクターなどは使用不可。「協力プレイ用追加シナリオ 1」を購入すると過去の作品に敵キャラクター「ラザレビッチ」、「フリン」、「エディー」が主役のマップ「砦」もプレイできるようになる。
2人対2人の対戦型協力モード。プレイヤーは交互にヒーローもしくはアウトローのいずれかのチームに入り、目的を達成する。ヒーローチームに当たった2人のプレイヤーは、協力して相手チームのプレイヤー入り混じった敵(NPC)を倒しながら、制限時間内にできるだけ多くの“偶像”を指定の宝箱まで運び得点を得る。アウトローチームに当たったプレイヤー2人は、指定の武器を使って“偶像”を運んでいるヒーローチームのプレイヤーを倒し、相手がチーム得点を得ることを阻止しようとする。両チームのプレイヤーが倒れても20秒後に相棒の近くで復活できる。制限時間が終了するとラウンド終了となり、チームが入れ替わる(計4回)。ラウンド4までもっとも得点の得たチームの勝利となる。
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協力プレイミニミッションマップ
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※1:追加マップパック1をダウンロードする事で使用可能(無料)
※2:追加マップパック2をダウンロードする事で使用可能(無料)
※3:追加マップパック3をダウンロードする事で使用可能(無料)
※4:アップデート(バージョン1.1)で追加
※5:協力プレイ用追加シナリオ1を購入する事でプレイ可能
ブースターはキャラクターの能力を強化するスキルで、最大で2つ選べる。例えば、回復時間が短くなったり、“偶像”を運ぶスピードが速くなるものなどがある。 メダルキックバックは、マッチ中に獲得したメダルが一定の数に到達する際に発動できるようになる特別スキルである。ブースターとは違って時間制限がある一方、とても役に立つものが多い。中には特に制限時間がなく瞬時に特定の武器を得るだけのものもある。例えば、瞬時にスナイパーライフルを得たり、短時間の間クモの大群に変身したりするものなどがある。 ブースターとメダルキックバック両方とも対戦型用と協力プレイ用とでさまざまなものがあり、レベルが上がるにつれ徐々に解除されてゆき、カスタマイズ画面でその中から好きなものを選べる。なお、ハードコアマッチではいずれも無効となる。
ハードコア以外の対戦型のゲームモードで、負けているチームの挽回のチャンスとなるように一時的に有利となるような特別ルールが発動するシステム。発動中の間、勝っているチームは不利になるが、その代わりに相手チームのプレイヤー倒すたびに2倍の通貨を獲得できる。特別ルールはチームの得点差に応じて以下からランダムに適用される。得点が勝っていたチームを上回るか有効時間が経過するとパワープレイは終了する。
コミュニティーメニュー内にある「シネマ」では、協力プレイ以外のマッチの映像情報が自動的に記録される。なお、ファイルは最後の20マッチのみ保存され、古い順から削除されていく。残しておきたいものは「保護」を選択することで保管できる。これはいわゆる映像を録画するものではなく、対戦中のプレイヤーの位置情報や動作などをすべて記録するものであるため、保存されたマッチは好きなプレイヤーの視点に合わせて再生可能となる。また、コントローラを使って視点(カメラ)を自由に動かすことも可能。この「シネマ」の機能を使って全作(UC2)と同様に上級プレイヤーの動きを確認したり、静止画を撮影できる。なお、今作では照明や色合いなどを変えて動画の撮影も行えるようになった。撮影した動画は直接YouTubeに投稿でき、コミュニティメニューで公開される。
6月28日から7月14日の間、アメリカを含む一部の地域でマルチプレイヤーオープンベータテストが実施された。その一部の地域のPlayStation Storeで配信された体験版をダウンロードして、システムに異常がないかを確認し、ノーティードッグのウェブサイトでアンケートをとった。日本では配信されなかったが、アメリカのアカウントを通してダウンロードして、プレイすることができた。ノーティードッグのCEOであるクリストフ・バレストラのツィートによると、北米でテストの参加者数が150万人を超えたという[7][15]。
本作の発売と同時に追加コンテンツ第一弾としてマルテイプレイ用スキンがPlayStation Storeで配信開始された。前のシリーズで登場したキャラクターなどの、12体のヒーローキャラクターと14体のアウトローキャラクター、計26種類のスキンが別々で販売される。各販売価格は50円。
発売から15日後には新たなマルチプレイ用スキンとして、『KILLZONE 3』に登場するヘルガスト兵の一種である『キルゾーン・トゥルーパー』1体が追加された。販売価格は100円で通常のスキンの2倍。以前、全作「UC2」にも別の種類のヘルガスト兵士が登場する追加パックが配信されていたことがある。
発売から約1年経ったときには、ストーリーに登場した悪役達のスキンを収録したパック2つと、肥満体型のサリー、カッター、サリーム、ラムセス、エディを収録したパック1つが配信された。販売価格は各パック280円。
マルチプレイ用マップ「ゴンパ」、「シャングリラ」、「渓谷」、「砦」の4つがセットになったパック。追加されるマップは、アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団に登場したマップを収録している。建物は元のもののままであるが環境と外見が大きく変わっている。販売価格は1,000円だったが、パッチ2.16で無料化された。
マルチプレイ用マップ「広場」、「寺院」、「山間の村」、「事故車両」の4つがセットになったパック。こちらのマップもアンチャーテッド 黄金刀と消えた船団に登場したマップを収録している。環境の外見が大きく変わっている。販売価格は1,000円だったが、パッチ2.16で無料化された。
マルチプレイ用マップ「旧市街」、「オアシス」、「ロンドン路地」、「船の墓場」の4つがセットになったパック。こちらのマップは、これまでのMAP PACK 1、2とは異なり、本作特有のマップを収録している。販売価格は1,000円だったが、パッチ2.16で無料化された。
マルチプレイの協力ミニミッション追加シナリオ。チャプター名は「プレリュード砦」。過去の作品に登場した敵キャラクター「ラザレビッチ」、「フリン」、「エディー」を操る。販売価格は600円。
マルチプレイの協力ミニミッション追加モード。仲間と協力して、押し寄せる敵のシェード(本編にも登場した炎の幻影)を倒して生き延びる高難易度のウェーブ形式サバイバルゲーム。合計8ラウンドを生き残るとクリアとなり、比較的多くのポイントを入手できる。販売価格は600円。
日本向けのローカライズはPlayStation Vita専用ソフト『アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり』とほぼ同時進行で行われ、共同作業で進められた。2人のプロデューサーが担当する珍しいケースで話によると、本作はSCEにとって非常に期待値が高い作品であったという。また、以前のタイトルに比べてセリフのバリエーションがかなり増え、他のゲームに比べて音声素材が多いとのこと[26]。国内でのPR戦略として、ハリソン・フォードを起用した企画が立ち上げられ、テレビCMをはじめ、渋谷、新宿、池袋、新橋、秋葉原、東京などの東京と大阪の主要駅にて本作の広告キャンペーンが展開[27]されるなど、国内における広告活動への注力が目立った。また、Amazon.co.jp、ゲオ、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスとタッグを組んだ店舗特典も行われた[28]。
SCEジャパンは、『インディ・ジョーンズ』などのアクションアドベンチャー映画の主人公として有名なハリソン・フォードを起用したテレビCMを10月22日より全国で順次放映開始した。本CMは大画面を目の前に『砂漠に眠るアトランティス』に夢中になるハリソン・フォードが、その冒険ストーリーに思わず嫉妬してしまうという設定となっている。キャッチコピーは「ゲームに嫉妬を覚えるなんて」で、ゲームをプレイした感想である「スゲェ。」はハリソン・フォード自身が書道で書いたものである。撮影後のインタビューで「直感的な操作感とグラフィックのクオリティ、そしてイマジネーション溢れる世界観に刺激的な体験をした」とコメントしている[29]。
本作の発売を記念して、日本でのアンチャーテッドシリーズの知名度を上げるために企画されたミニテレビ番組。『黄金刀と消えた船団』の実際のゲーム画面を使ってテレビドラマ仕立てでゲームを紹介するもの。本篇中では、アンチャーテッドシリーズが好きな彼氏を演じる男性と、ゲームを普段はやらない彼女を演じる女性も登場する。他人がプレイしているゲーム画面を見るだけでも十分楽しめるアンチャーテッドの魅力を伝えることを目的としている。テレビ東京で10月3日から10月27日まで、毎週月曜日から木曜日まで、深夜0時53分から1時00分まで、計16回放送する。出演者は彼氏役の瑛光と彼女役の宮内かれん[4][30]。
7月29日から8月12日までの2週間、本作の3D立体視に対応したプロモーションビデオが、国内9つの映画館で、3D映画「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の上映前に公開された。[31]3D立体視の魅力を伝えることを目的としている。
公式ホームページでは、100人の『アンチャーテッド』ファンのコメントが掲載されてあり、外のゲームが苦手な方でも十分楽しめる作品であることを伝えている。『モンスターハンター』シリーズの辻本良三や『地獄の軍団』の芝貴正といった有名ゲームデザイナーの証言も掲載されている[32][33]。
本作の発売を記念してオリジナルデザインを施したワイヤレスコントローラ(CEJH-15016)とソフトをセットにした『オリジナルDUALSHOCK 3 同梱版』も国内限定で発売されている。
本作に関わったピーター・フィールドによると、開発の際に「エレナ」を指定するコードで、「Elena」ではなく「Eleina」とスペルミスしてしまったという。しかし、コード内の全ての「Elena」が同様にミスしていたため、問題なく動作したという。コーダーが置換機能を使って修正しようと提案してきたが、それは拒否したらしい[34]。
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