アラオナ語

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アラオナ語(アラオナご、: Araona language)はタカナ語族に属する言語である。話者はボリビア北西部に居住するアラオナ族の人々である。

概要 アラオナ語, 話される国 ...
アラオナ語
話される国 ボリビア
民族 アラオナ族
話者数 110人(2006 Pueblos Indígenas de Bolivia)[1]
言語系統
タカナ語族英語版
  • タカナ語群(Tacana)
    • アラオナ語
表記体系 ラテン文字
言語コード
ISO 639-3 aro
Glottolog arao1248[2]
消滅危険度評価
Severely endangered (Moseley 2010)
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言語名別称

  • カビーナ語(Cavina[1]

系統

Kaufman (1994) はアラオナ語をタカナ語レイェサノ語英語版と共にタカナ語族タカナ語群に分類している。一方、Hammarström (2016) は既に死語となっているトロモナ語英語版と共に Pano-Tacanan の Tacanan、Takanik-Chamik、Araona-Toromono に配置している。いずれの資料においてもトロモナ語、タカナ語、レイェサノ語、エセエハ語カビネーニャ語英語版と近い関係にあるとされている点は共通している。

音論

木村(1988)は、アラオナ語の発音はタカナ語と同様ストレスをさほど多用せず、またピッチの切り替えも急ではないために「流れるように穏やかな印象を与える」とエセエハ語との比較を述べている。

音韻論

アラオナ語は(/a/, /e/, /i/, /o/)の4の母音と、19の子音がある。[3][4]

文法

形態論

統語論

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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