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カードゲームのひとつ ウィキペディアから
UNO(ウノ)は、トランプゲームやクレイジーエイトを遊びやすく改良したカードゲーム。スペイン語またはイタリア語で数字の「1」を意味する「uno」が名前の由来である。アメリカンページワンにもよく似ている。
1971年にアメリカ合衆国オハイオ州で理髪店を営むマール・ロビンスにより考案され、1979年に広く発売されて人気となった。本ゲームは専用のカードを用い、配られた手札を早く0枚にした者が勝者となるゲームだが、対戦相手を妨害する役札が存在することと、残り手札が1枚となったときに「Uno」と宣言しなければならないことが特徴。世界80か国でこれまでに1億5000万個が販売されている。かつて日本でも1979年発売でトミー(現在のタカラトミー)からの販売であったが、現在はマテルが権利を保有しており、日本ではマテル・インターナショナルから発売されている。ほかにも、コンピュータソフト版や、専用カードの特徴を他のゲームと融合させたもの、オリジナルルールやオリジナルカードを採用したバリエーションも存在する。
ひとつのUNOセットには108 - 112枚のカードがある。長らく標準は108枚であったが、2016年のリニューアル版より4枚の新たなカードが追加され、標準は112枚となった。ただし後述の派生版にはこの4枚の新カードが含まれていない事が多い。
UNOで使用されるカードには数字カードと記号カードがある。カードは一部を除いて青、赤、黄色、緑の四色で色分けされている。記号カードは1990年代までアルファベットで表示されていたが、後にピクトグラムに移行している。
以下は取扱説明書を参考として記述している[4]。
点数の計算方法は、国際ルールと日本ルールがある。カードには下記のとおり点数が定められているのは共通だが、国際ルールは敗者全員の残ったカードの点数を合計した点数が勝者に加算されるのみである(点数が減ることは無い。また敗者は一律0点)のに対し、日本ルールは各敗者の残ったカードの点数をそれぞれ減算してその分を勝者に加算(移動)するようになっている。国際ルールは500点先取、日本ルールは回数制(説明書では5ラウンド)である。なお、遅くとも2020年の「UNO Minimalista」からは日本版でも国際ルールを採用している。
非公式ルールとして、下記のようなものがある。浸透しすぎてこちらが公式ルールだと思い込んでいる人が多いルールもある。一部のルールは公式的に認定されており、コンピュータゲーム版ではオプションで切り替えることができる。
Reverseで回避する場合、ドロー返しと言い前のプレイヤーが累積された枚数取ることになり以降Reverse効果で手番は逆回りになる。 Skipで回避した場合、ドロー回避と言い通常のSkipではなく自分をSkip(ドロー回避)させて、次の人が累積された枚数のカードを引くことになる。 Draw TwoカードもしくはWild Draw Fourカードを出された場合に手札からWildのカードを出して、ドロー系カードの枚数累積をチャラにし、色を指定したら次のプレイヤーから通常プレイで続行する「ドロー潰し」と言うルールもある。ダークスキップやスキップエブリワンで回避する場合、ドローブーメランと言い自分を含めた他の全プレイヤーをドロー回避させて、ブーメラン効果で前のプレイヤーに累積された枚数ドローさせる。
マテルからライセンスを受けたコンピュータゲーム版はトミー、ゲームロフトなどから発売されている。一部はオンライン対戦も可能。最大4人(一部機種のみ6人)で対戦ができる。プレイヤーの識別はあらかじめ与えられた色とマークを組み合わせるが、一部の機種では次のようなこともできる。
特徴は以下のとおり。
セガサターンから『UNO DX』(1998年1月29日発売)、PlayStationから『UNO』(1998年4月2日発売)がメディアクエストより発売。
PS版は電撃PlayStationDPSソフトレビューでは70、70の140点[9]。レビュアーは細かいルール設定が可能でキャラクターがいい味を出していて全体的には悪くなく友達との勝負に備えて腕を磨くのにいいかもしれないとしたが、対戦中のキャラ達の台詞とリアクションは飛ばせず控えめに設定することもできるがそれでもちょっと長くてルールによっては長時間の対戦することもあるのでそのあたりを考えてほしかったとし、2人協力プレイは基本多人数でする遊びなため辛いとした者と熱くなれるとした者で分かれた[9]。
マイクロソフト版はXbox 360専用であり、Xbox Live Arcadeでダウンロード販売している。現在はWindows 8以降アプリとしても無料ダウンロードが可能。
スマートフォン版として2019年1月18日よりリリースが開始された。通常のUNOルールである「クラシック」とスタッキングをはじめとするスペシャルルールが採用される「GOワイルド」がある。
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