aromax(アロマックス)はポッカサッポロフード&ビバレッジ(旧・ポッカコーポレーション)から発売されている缶コーヒーのブランド名である[1]。
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2005年4月に関東地方のみで発売し、同年9月に全国発売されたブランドである。元々は「ポッカコーヒー」のサブブランドとして展開していたが、初のリニューアルを行った際に独立ブランドとなった。
香料を使用せず(「カフェオランジュ」・「キャラメルマキアート」を除く)、コーヒー本来の香りを生かした特許登録済の「フレッシュナチュラルアロマ製法」とコーヒーの抽出から充填・密封までの製造工程と原料から極力酸素を除去した「脱酸素製法」を採用。また、直径46mmの広口ボトル缶を採用しているのも特徴である。内容量は一般的な缶コーヒーのデミタスサイズ(170g)とほぼ同容量の170ml入りとなっている。
2012年2月からは東海地区(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の一部)限定で「東海地区限定 極限の香りブラック(現・東海限定ブラック)」を発売。本品は、愛知県北名古屋市にあるポッカサッポロフード&ビバレッジ 名古屋工場で製造されたもので、2015年3月にはブレンドコーヒーの「東海地区限定 香りのブレンド(現・東海限定 香りのブレンド)」を発売してシリーズ化された。
発売当初から、広口リシールカン(WORC)を採用したボトル缶でラインナップしている。2017年3月6日に独立ブランドで発売されていた缶コーヒーを「aromax」へ統合・リニューアルしたことでショート缶製品もラインナップされるようになったが、2021年9月6日にショート缶製品が「ポッカコーヒー」へ移行したため、ボトル缶のみのラインナップとなった。
- 鮮やかな香り プレミアムゴールド(170g広口ボトル缶) - 2021年3月1日発売。ブレンドタイプ。2012年9月10日に発売し、年次改良を行いながら約9年半にわたって発売されてきた「プレミアムゴールド」がリニューアルに伴い改名。
- 鮮やかな香り プレミアムブラック(170g広口ボトル缶) - 2021年3月1日発売。「プレミアムブラック」がリニューアルに伴い改名。
- 東海限定ブレンド(170ml広口ボトル缶) - 2015年3月2日発売。ブレンドコーヒー。2016年9月12日にリニューアルされ、「東海地区限定 香りのブレンド」から製品名を変更。2017年3月6日にパッケージリニューアル。2019年9月2日にリニューアルされ「東海限定 香りのブレンド」から改名。2021年8月30日に再度リニューアルされた。
- 東海限定ブラック(170ml広口ボトル缶) - 2012年2月13日発売。ブラックコーヒー。当初は期間限定販売だったが、同年10月15日のリニューアル時に通年販売に移行。2014年10月6日に3回目のリニューアル、2016年3月7日に4回目のリニューアルを行い、「東海地区限定 極限の香りブラック」から製品名を変更、同年9月12日に5回目のリニューアル、2017年3月6日にパッケージリニューアルし、「東海限定 ブラック」から製品名を変更。2019年9月2日に7回目のリニューアルを行い、2021年8月30日に8回目のリニューアルが行われ、2016年9月12日のリニューアルまでの製品名に戻された。
- ポッカコーヒー aromax
- ブラック 無糖
- ブレンド(関東限定時代のテスト販売品で、全国発売時にエスプレッソにリニューアル)
- エスプレッソ
- aromax
- ブラック 無糖(2010年9月27日にクオリティーブラックにリニューアル)
- クオリティーブラック(初代、2012年8月27日に深みのコクブラックにリニューアル)
- アイスクオリティブラック(春夏期の期間限定発売)
- 深みのコクブラック(2014年2月24日にクオリティブラックにリニューアル)
- クオリティブラック(2015年3月2日にクオリティーブラックにリニューアル)
- クオリティーブラック(2代目、2017年3月6日にプレミアムブラックにリニューアル)
- プレミアムブラック(2021年3月1日に鮮やかな香り プレミアムブラックにリニューアル)
- ブラック(185g缶、2017年3月6日発売。以前独立ブランドで発売されていた「深煎りブラック(2016年3月発売)」後継のブラックコーヒー。2019年9月2日にリニューアル。2021年9月6日に「ポッカコーヒー ブラック」へ移行)
- エスプレッソ(2005年9月の全国発売時からの商品で、2009年3月23日のプレミアムゴールド発売時に販売を休止していたが、9月21日のリニューアルで微糖に変更して販売を再開。)
- エスプレッソ微糖(2009年9月21日のリニューアルで微糖に変更して販売を再開。2011年春にエスプレッソブルー微糖にリニューアル)
- リッチロースト微糖
- ビターロースト(微糖・人工甘味料不使用、2009年9月21日のリニューアルでエスプレッソ微糖と統合)
- リッチエスプレッソ微糖
- エスプレッソブルー微糖(2012年3月5日にダイアモンドドリップ微糖にリニューアル)
- ダイアモンドドリップ微糖(2012年9月10日に極みのコク微糖にリニューアル)
- 極みのコク微糖
- バリブレンド微糖(185g缶、2017年9月11日発売。自動販売機限定発売)
- カリビアンブレンド微糖(185g缶、2018年9月4日発売)
- TASTY微糖(185g缶、2019年9月2日発売)
- ファンタジスタ
- コクの贅沢
- ブレンド(190g缶、2017年3月6日発売。以前独立ブランドで発売されていた「香りとコクのブレンド(2014年9月発売)」後継のブレンドコーヒー)
- プレミアムゴールド(2012年9月10日発売。2021年3月1日に鮮やかな香り プレミアムゴールドにリニューアル)
- カフェオランジュ(ラテ系のコーヒーに、オレンジの香りとオレンジ果汁ベースのソースを加えたオレンジフレーバーのコーヒー。無果汁)
- リッチ&リラックス(2012年9月10日に濃厚リラックスにリニューアル)
- 濃厚リラックス(乳飲料規格)
- ラテイタリアーノ(秋冬に販売)
- アイスラテ(春夏に販売)
- ラテスペシャリテ(上記2種を2010年9月27日に統合。2012年3月5日にクリーミーラテにリニューアル)
- クリーミーラテ(砂糖不使用、乳飲料規格)
- キャラメルラテ(2010年8月24日に発売されたJR東日本ウォータービジネスとの共同開発商品で、JR東日本駅構内の自動販売機及び売店でのみの販売)
- デミタスラテ(コーヒー規格、当初は関東地区の一部(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県)及び山梨県の自動販売機限定販売であったが、後に全国発売された。2015年9月14日にカフェラテにリニューアル)
- キャラメルマキアート(2015年9月14日発売。乳飲料規格。2016年9月12日にリニューアル)
- 香り挽きたつ微糖(2015年3月2日発売)
- カフェラテ(2015年9月14日発売。乳飲料規格)
- カフェオレ(190g缶、2017年3月6日発売。以前独立ブランドで発売されていた「くつろぎカフェオレ(2014年9月発売)」後継のカフェオレ。コーヒー飲料規格。2019年9月2日にリニューアル。2021年9月6日に「ポッカコーヒー カフェオレ」へ移行)
2008年5月、ポッカはアロマックスラテイタリアーノを飲んだ客からの申告があり、調査の後、殺虫剤の成分である「プロポキスル」が検出されたと発表した。清涼飲料水に対する異物混入の事件は花王のヘルシアに端を発し、コカ・コーラ社の爽健美茶に続き、これで4件目である。いずれも未解決のまま立て続けに起きたことになる。各社とも「製造過程に異常はなし、流通過程において意図的に混入された可能性」であることを示唆しており、捜査は継続されている。なお、販売休止期間中に通常缶でラテイタリアーノが発売され、2010年初頭まで併売されていた。