統一ライオンズ

台湾のプロ野球球団 ウィキペディアから

統一ライオンズ

統一ライオンズ(とういつライオンズ[注釈 1]、トンイ・ライオンズ、中国語: 統一獅隊、英語: Uni-President Lions)は、台湾中華職業棒球大聯盟所属のプロ野球チームである。チームカラーは緑色とオレンジ色。

概要 統一ライオンズ, 創設 ...
統一ライオンズ
Uni-President Lions
創設 1989年
所属リーグ
中華職業棒球大聯盟
歴代チーム名
本拠地
台南市立野球場
Thumb
収容人員 12,500人
Thumb

台南市
永久欠番
156
獲得タイトル
(0回)
リーグ年間優勝(10回)
1991年・1995年・1996年・2000年・2007年・2008年・2009年・2011年・2013年、2020年
リーグ優勝(16回)
1991年後・1993年後・1995年前・1995年後・1996年前・2000年後・2001年前・2004年前・2008年前・2009年前・2011年前・2012年前・2013年後・2020年後・2021年後・2023年前
成績(タイトル以外)
アジアシリーズ出場(4回)
太字は優勝、斜体は準優勝)
2007年・2008年・2011年・2013年
球団組織
オーナー 蘇泰安
運営母体 統一企業
監督 林岳平
テンプレートを表示
閉じる
概要 統一ライオンズ, 各種表記 ...
統一ライオンズ
各種表記
繁体字 統一獅
簡体字 统一狮
拼音 Tǒngyī Shī
英文 Uni-President Lions
テンプレートを表示
閉じる
概要 YouTube, チャンネル ...
YouTube
チャンネル
活動期間 2008年5月5日 -
ジャンル 野球
登録者数 約2.54万人
総再生回数 約1074万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2020年8月31日時点。
テンプレートを表示
閉じる

球団親会社の統一企業グループは台湾の流通(小売)最大手であり、同グループ傘下の統一超商セブン-イレブンを台湾全土で運営している(初出店時はアメリカ本社と契約、のち日本のセブン-イレブンを模範)。そのため、宣伝を兼ね2008年から球団名を統一セブンイレブン・ライオンズに変更し2018年まで使用していた。ただ便宜上などの理由としては統一ライオンズと呼ばれることも多い。同グループが本社を置く台南市を球団本拠地としている。1997年台湾大聯盟が発足するまで台湾南部唯一の球団で、「南覇天」の異名を持つ。

中信兄弟と並ぶ老舗球団であり、2016年シーズン終了現在、通算勝利数と年間王者決定戦への出場回数、年間王者10回は連盟最多を誇っている。

略歴

  • 1989年 - 統一棒球隊設立。
  • 1990年 - 中華職業棒球聯盟へ加盟し、統一ライオンズに改称。
  • 1991年 - 後期優勝。チャンピオンシリーズも制し、初の年間王者となる。
  • 1995年 - 前後期優勝を果たし、2度目の年間王者になる。11月のアジア・パシフィックスーパーベースボールで、台湾のプロ野球チームとして初の国際大会優勝を成し遂げる。
  • 1997年 - 年間成績では1位ながら、前後期ともに2位に終る。
  • 2005年10月18日 - 連盟初の球団通算800勝。
  • 2006年6月23日 - 連盟記録となる17連勝を達成。
  • 2007年9月20日 - 連盟初の球団通算900勝。
  • 2007年10月28日 - 台湾シリーズ第5次年間優勝。11月、アジアシリーズに初出場するも予選敗退。
  • 2008年2月21日 - 統一セブンイレブン・ライオンズに改称。
  • 2008年11月2日 - 台湾シリーズ連覇達成。同月アジアシリーズに2年連続で出場したが、決勝で埼玉西武ライオンズに敗れ、準優勝。
  • 2009年6月6日 - 統一セブンイレブン・ライオンズ1000勝達成。
  • 2009年10月25日 - 台湾シリーズ3連覇達成。
  • 2011年4月13日 - 統一セブンイレブン・ライオンズ1100勝達成。
  • 2011年10月20日 - 台湾シリーズ第8次年間優勝。
  • 2011年11月 - アジアシリーズ(台湾・台中など)に、3大会連続で台湾代表として出場したが、福岡ソフトバンクホークス(日本)、三星ライオンズ(韓国)に敗れ決勝進出を逃す。
  • 2012年11月 - 前期は2位に12ゲーム差をつけ優勝を飾るも、後期は3位に終わり台湾シリーズではLamigoモンキーズに敗れた。
  • 2013年10月 -後期優勝で台湾シリーズに出場し、前期優勝の義大ライノズに4連勝し第9次年間優勝を果たしたが、アジアシリーズでは決勝でオーストラリアのキャンベラ・キャバルリーに敗れ準優勝に終わった。
  • 2020年11月8日 - 4勝3敗で7年ぶりに台湾シリーズを制覇した。

チーム成績・記録

  • リーグ優勝 16回(1991年後期、1993年後期、1995年前期、1995年後期、1996年前期、2000年後期、2001年前期、2004年前期、2008年前期、2009年前期、2011年前期、2012年前期、2013年後期、2020年後期、2021年後期、2023年前期)
  • 年間王者 10回(1991年、1995年、1996年、2000年、2007年、2008年、2009年、2011年、2013年、2020年)
  • 最多連勝 17連勝(2006年5月19日から同年6月23日まで)
  • 9回で終了した試合の最長時間 4時間52分(2007年4月5日 対兄弟) - 当時の世界記録とされる
チャンピオンシリーズ
  • 最多得点 15点(1996年10月29日味全
  • 最多安打 24本(1996年10月29日 対味全)
  • 最多二塁打 5本(1996年10月29日 対味全)
  • 最多打点 14点(1996年10月29日 対味全)
  • 最大点差 13点差(1996年10月29日 対味全)

歴代監督

  • 鄭昆吉(1990年 - 1993年)
  • 大石弥太郎(1994年 - 1996年)
  • 林家祥(1997年 - 1998年) - 1998年は井上修が7試合代理監督
  • 曾智偵(1999年 - 2002年) - 2000年は竹之内雅史が10試合代理監督
  • 謝長亨(2003年 - 2005年途中)
  • 大橋穣(2005年途中 - 2007年途中) - 2007年は開幕から17試合目まで
  • 羅國璋(2007年途中 - 同年途中) - 18試合目から前期終了まで
  • 呂文生(2007年途中 - 2011年)
  • 中島輝士(2012年 - 2013年途中)
  • 陳連宏(2013年途中 - 2015年)
  • 郭泰源(2016年)
  • 黃甘霖(2017年 - 2019年途中)
  • 劉育辰(2019年途中 - 同年終了)
  • 林岳平(2020年 - ) - 2022年は高志綱が6試合代理監督

永久欠番

  • 1 ファン(2015年1月9日 - )
  • 56 劉芙豪(2022年7月21日 - )

解消した永久欠番

  • 22 曾智偵(1999年3月27日 - 2008年、その後は他の選手が使用している)

在籍選手

首脳陣

一軍

さらに見る 背番号, 名前 ...
背番号名前役職
11 林岳平監督
34 高志鋼ヘッドコーチ
98 ビンス・ホースマン投手コーチ
登録名「霍斯曼」
22 ジャスティン・マショア打撃統括コーチ
登録名「馬修爾」
55 潘武雄打撃コーチ
76 玉木朋孝守備統括コーチ
70 周廣勝守備コーチ
80 莊駿凱外野守備走塁コーチ
82 陳俊輝バッテリーコーチ
71 羅錦龍ブルペンコーチ
94 呉秉軒トレーニングコーチ
閉じる

二軍

さらに見る 背番号, 名前 ...
背番号名前役職
92 劉育辰監督
68 高国慶ヘッドコーチ
47 頼泊凱投手コーチ
81 鄭博壬投手コーチ
未定 潘威倫投手コーチ
未定 唐肇廷打撃コーチ
91 莊景賀内野守備コーチ
未定 朱元勤外野守備コーチ
89 林偉バッテリーコーチ
42 傅于剛リハビリコーチ
72 高政華トレーニングコーチ
閉じる

巡回

さらに見る 背番号, 名前 ...
背番号名前役職
96 郭俊佑打撃兼走塁コーチ
閉じる

投手

さらに見る 背番号, 選手名 ...
背番号選手名備考
5 阮裕智中信兄弟から移籍
12 陳韻文
17 林子崴
19 林原裕59から背番号変更
23 劉軒荅
26 劉予承
28 高塩将樹2024年ドラフト6位
29 張宥謙2024年ドラフト2位
30 李其峰
33 鄭澔
37 邱浩鈞
40 黄竣彦
41 王鏡銘
45 周彦農
48 鄭副豪
50 ブロック・ダイクゾーン登録名「布雷克」
53 林易霆2024年ドラフト5位
57 呉承諭
58 胡智爲
59 楊強森富邦から移籍
60 鄭鈞仁
61 鍾允華2024年ドラフト3位
62 李軍2024年ドラフト7位
69 辛俊昇
73 李嘉祥
74 林詔恩
75 郭俊麟16から背番号変更
79 姚杰宏
84 尹柏准
86 李承鴻
90 楊孟沅
95 江承峰
未定 ヨアンデル・メンデス新外国人
登録名「蒙德茲」
未定 C.C.メルセデス新外国人
登録名「梅賽斯」
未定 フェリックス・ペーニャ新外国人
登録名「飛力獅」
閉じる

捕手

さらに見る 背番号, 選手名 ...
背番号選手名備考
4 張翔
31 林岱安
36 柯育民
46 張聖豪
54 潘磊
65 陳重羽
78 余羿賢
05 呉瑀政練習生
なし 呉家維練習生
閉じる

内野手

さらに見る 背番号, 選手名 ...
背番号選手名備考
2 林子豪
7 何恆佑
9 楊竣翔
10 許哲晏
13 陳鏞基
15 陳聖平2024年ドラフト1位
25 林培緯
27 全紹凱2024年ドラフト4位
35 潘傑楷
38 張皓崴
39 林祖傑
63 陳維祥2024年ドラフト8位
64 林靖凱
66 陳重廷
67 林泓弦
99 林益全
なし 呉奕璋練習生
閉じる

外野手

さらに見る 背番号, 選手名 ...
背番号選手名備考
6 李丞齡CPBL復帰
8 朱迦恩「羅暐捷」から改名
14 邱智呈
20 林佳緯
24 陳傑憲
32 蘇智傑
49 田子杰
51 胡金龍
52 張偉聖
77 林安可
09 高任孝新入団
自行培訓選手
閉じる

日本のプロ野球との関係

中日ドラゴンズと業務提携を結んでいる。1995年に福岡ドームで開催されたアジア・パシフィックスーパーベースボールに出場し、福岡ダイエーホークスを1対0で下した。

また、球団名が同じ「ライオンズ」である縁により、2016年から埼玉西武ライオンズとの間で交流試合やコラボレーションイベントを定期的に実施している[1]

日本の球団に在籍したことのある主な選手・コーチ
コーチ
選手

その他在籍していた選手・コーチ

監督・コーチ
選手

マスコットキャラクター

  • 莱恩 - ユニフォームを着たアニメ調のライオン
  • OPENちゃん(OPEN小將) - 台湾におけるセブンイレブンのマスコットキャラクター。2008年2月に「統一7-ELEVENライオンズ」に改称したのを機に、ライオンズのマスコットキャラクターにも起用された。

脚注

関連項目

外部リンク

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.