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清水 まゆみ(しみず まゆみ、1940年3月19日[2] - )は、北海道室蘭市出身の女優。旧芸名は清水 マリ子、本名は小高 鞠子(おだかまりこ)[2]。室蘭文化学園(現・北斗文化学園)中退[3]。
概要 しみず まゆみ 清水 まゆみ, 別名義 ...
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1950年代後半から1960年代半ばまで日活全盛期に人気となり活躍[3]、芦川いづみ、吉永小百合、浅丘ルリ子らと共に日活を代表する女優の名称である「日活パールライン」と呼ばれた女優の一人[4]。
1957年、日活映画『月下の若武者』製作にあたり津川雅彦の共演者を探すオーディションに受かり[3]、同作でデビュー[5]。高校を2年で中退して上京[2]、清水マリ子の芸名でデビューする。
1958年、石原裕次郎主演『紅の翼』で、清水まゆみに改名[3]。和田浩治と多くコンビを組むなど、多くの映画に出演した。1963年、森永健次郎監督の『十代の河』では単独での初主演を果たした[6]。
しかし、1963年に日活を離れてフリーとなって[5][3]、松竹映画などへの出演後は、主にテレビドラマに出演。主な作品は『前略おふくろ様』、『熱中時代』、『北の国から』で、特に北の国からシリーズの中畑みずえ(中畑のおばさん)役が代表作。
1968年には同じ日活の小高雄二と結婚[3]。
2002年以降はほぼ引退状態であったが、2021年9月から活動を再開[5]。
映画
- 月下の若武者(1957年 日活) - 遊女
- 十七才の抵抗(1957年 日活) - 宮本啓子
- 十代の恋よさようなら(1958年)
- 知と愛の出発(1958年) - アルバイトの少女A
- 赤い波止場(1958年 日活) - 美津子
- 嵐の中を突っ走れ(1958年) - 幸子
- 紅の翼(1958年 日活) - 沖山百合子
- 不道徳教育講座(1959年 日活) - 朝吹和美
- 若い川の流れ(1959年 日活) - 女子課員B
- 絞首台の下 (1959年) - 山野圭子
- 若い傾斜 (1959年 日活) - 櫟千加子
- 東京の孤独 (1959年 日活) - 小松梢
- 祈るひと (1959年 日活)
- 海は狂っている (1959年 日活) - 初枝
- 男なら夢をみろ (1959年 日活) - 安城リエ
- 風のある道 (1959年 日活) - 竹島千加子
- 無言の乱斗 (1959年) - 三田澄枝
- 鉄火場の風 (1960年 日活)
- 六三制愚連隊(1960年 日活)
- くたばれ愚連隊 (1960年 日活) - 井関和子
- 邪魔者は消せ (1960年 日活) 桜井道子
- 密航0ライン (1960年 日活) - 香取寿美子
- 俺は銀座の騎兵隊 (1960年 日活) - 水原ユミ子
- 疾風小僧 (1960年 日活) - イヨケ
- 若い突風 (1960年 日活) - 高田良子
- 竜巻小僧(1960年 日活)
- 摩天楼の男 (1960年 日活) - 井川ユリ
- 英雄候補生 (1960年) - 吉田京子
- 俺の故郷は大西部 (1960年 日活) - マリ
- 東京騎士隊 (1961年 日活) - 徳武百合子
- 無鉄砲大将 (1961年 日活) - 堀本京子
- 大暴れマドロス野郎(1961年 日活)- 吉川千代
- 恋をするより得をしろ (1961年) - 東雪子
- 海峡血に染めて (1961年) - ツギ
- 峠を渡る若い風 (1961年 日活) - 今井美佐子
- カミナリお転婆娘(1961年)- 江口鮎子
- 都会の魔窟 (1961年) - 北川亜矢子
- 兄貴 (1962年) - 美子
- 君恋し(1962年)
- 十代の河(1962年)- 田村純子
- サラリーマン物語 新入社員 第一課 (1962年) - 四条美代子
- 若くて悪くて凄いこいつら (1962年) - 黛悳子
- 俺に賭けた奴ら (1962年) - 竹井洋子
- 激しい河 (1962年) - 白石桂子
- 腰抜けガンファイター (1963年) - ユリ
- 若旦那日本晴れ (1963年) - 寺本道子
- 結婚の設計(1963年)
- 見上げてごらん夜の星を(1963年 松竹)- 三輪の婚約者恵美子
- 馬鹿まるだし(1964年) - 静子
- 大悪党作戦(1966年) - 路子
- 夜の歌謡シリーズ 伊勢佐木町ブルース (1968年 東映) - 房子
- 泪橋 (1983年)
- 死線を越えて 賀川豊彦物語 (1988年)
- 激しい季節 (1998年)
河北新報 1982年3月16日夕刊 8面「登場」コーナー
“プロフィール”. 清水まゆみオフィシャルサイト. 2022年6月23日閲覧。
キネマ旬報 1963年1月上旬新年特別号 p.116