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日本大学生物資源科学部(にほんだいがくせいぶつしげんかがくぶ、College of Bioresource Sciences, Nihon University)は、生物資源を教育・研究する日本大学の学部である。また 、獣医学研究科・生物資源科学研究科(じゅういがくけんきゅうか・せいぶつしげんかがくけんきゅうか)は獣医学や生物資源の理論および応用を教育・研究する大学院の研究科である。略称は、日大資源、日大生物資源科学部。
日本大学生物資源科学部は日本大学農学部と東京獣医畜産大学の合併により誕生した日本大学農獣医学部を前身とする。また、教育目標は「環境科学(地球環境の保全)」、「生命科学(人間活動)」、「資源生産科学(持続的な世界)」の3つの柱を掲げ、自然と生物の共生を意識した高度な教育・研究を行っている。
湘南キャンパスは東京ドーム12個分の広さを誇り、緑豊かな環境に恵まれている。キャンパス内には、本館、教育棟、図書館、食堂、グラウンド、テニスコート、体育館をはじめ、農場や演習林、動物病院、博物館、各種実習場、各種研究センター、各種実験センターがある。
生物資源科学部では、以下の事例に見られるように、生物資源の利用・生産、環境科学、生命科学の分野での研究が進められている[5]。
Animal Medical Center (ANMEC)
1937年に日本大学は専門部拓殖科(神奈川県高座郡六会村)を設置した[注釈 1][注釈 2]。1943年5月には、農学科(農学・寒地農学・熱帯農学・園芸薬草学・畜産学の5専攻)と農業経済学科からなる農学部を設置した[6]。
一方、1907年に設立された東京獣医学校は、1930年専門学校令に基づく旧制東京高等獣医学校に昇格、1945年1月旧制東京獣医畜産専門学校と改称。戦後の1949年新制東京獣医畜産大学に昇格したが、1951年には日本大学と合併する。翌1952年には、日本大学農学部に獣医学科を設置し、「日本大学農獣医学部」と改称する。その後、学科の増設や名称変更を経て、1996年に大幅な学部改組を実行して、現在の「日本大学生物資源科学部」となる[注釈 3][7]。
旧制 | 農学部 | 農獣医学部 | 生物資源科学部 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
農学科 | 植物資源科学科 | 生命農学科 | アグリサイエンス学科 | ||||
環境学科 | |||||||
- | - | 農業工学科 | 生物環境工学科 | 環境学科 | |||
農業経済学科 | 食品経済学科 | 食品ビジネス学科 | |||||
- | 林学科 | 森林資源科学科 | 森林学科 | ||||
- | 水産学科 | 海洋生物資源科学科 | 海洋生物学科 | ||||
- | - | 農芸化学科 | 生命化学科 | バイオサイエンス学科 | |||
- | - | 応用生物科学科 | バイオサイエンス学科 | ||||
動物学科動物細胞免疫分野 | |||||||
- | 畜産学科 | 動物資源科学科 | 動物学科 | ||||
獣医保健看護学科 | |||||||
アグリサイエンス学科 | |||||||
- | 獣医学科 | 獣医保健看護学科 | |||||
獣医学科 | |||||||
- | - | くらしの生物学科 | ※各学科に分散 | ||||
- | - | 食品製造工学科 | 食品工学科 | 食品科学工学科 | 食品生命学科 | 食品開発学科 | |
- | - | 拓植学科 | 国際地域開発学科 | 国際共生学科 |
毎年、10月下旬に「藤桜祭」が2日間、開催される。学生によるフリーマーケット、野菜の叩き売り、アーティストのコンサート、花火大会、ミスミスター日大湘南コンテスト、などが企画され、多くの来場者で賑わっている。
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