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日本原子力防護システム株式会社(英称:Japan Nuclear Security System Co., Ltd. 略称:JNSS)は、原子力発電所をはじめとする大型施設へ総合的な警備を提供する警備業者、建設業者である。本店は東京都港区虎ノ門。品質マネジメントシステムISO9001を取得している。略称で「原防(げんぼう)」と呼ばれることが多く、会社のロゴも「げんぼう」と平仮名が採用されているが、社章は「JNSS」という英語の略称が用いられている。
本店が入居する虎ノ門ツインビルディング | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | げんぼう、JNSS |
本社所在地 |
日本 〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 虎ノ門ツインビルディング東棟15階 |
設立 | 1977年7月21日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 3010401023397 |
事業内容 | |
代表者 | 代表取締役社長 合澤 和生 |
資本金 | 2億円 |
売上高 |
約124億円 (2012年度) |
純利益 |
22億6,690万3,000円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
262億7,809万6,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
359億8,256万7,000円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 666人(2022年1月1日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
セコム株式会社 50% 東京電力株式会社 20% 関西電力株式会社 20% 中部電力株式会社 10% |
外部リンク | 公式サイト |
資本金の50%を出資する筆頭株主がセコムであるため「セコムグループ」に属するが、第2位の株主である東京電力からも「グループ企業の一員」として扱われており、出資者4社からの出向者も存在する。
1977年に原子力関連施設の防護を専門として、セコム・東京電力・関西電力・中部電力が共同出資して設立。主に核燃料輸送警備業務、発電所における防護システムの設置と保守、そして警備員を配置した人的警備業務の3種のサービスを提供する。現在ではデータセンターなどの原子力関連施設以外の分野にも進出している。
信頼性の高い防護機器やシステムを目指して自社開発も手掛け、各発電所に納入している。具体的な実績として、どの発電所が当社の製品を採用しているかは明らかにされていないが(出資者には電力業者3社が存在)、公式サイトによれば日本国全ての原子力発電所の総発電kWに換算した場合、約80%にあたるシェアを獲得しているとされている。
その他カードリーダ装置やアクセス制御装置など複数の技術を開発し、特許を出願している[2]。
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