佐野 陽子(さの ようこ、1931年3月15日[1] - )は、日本の経済学者。専攻は、人的資源管理(元々の専攻は労働経済学)。人的資源管理は経営学の領域だが、取得学位は経済学博士。慶應義塾大学名誉教授。嘉悦大学名誉学長。ノーベル経済学賞受賞者ゲーリー・ベッカーの著作、『Human Capital』(人的資本)の邦訳を行ったことでも知られる。紫綬褒章・瑞宝中綬章受章。
- 日本経済学会 1960年-
- 日本労務学会 1984年-
- 日本労使関係研究協会 1985年-
- 日本交渉学会 1986年-
- 日本年金学会 1990年-
- Industrial Relations Research Association 1985年-
- Human Resource Planning Society 1993年-
- Academy of Management 1997年-
- 1970年 『賃金決定の計量分析』 東洋経済新報社
- 1972年 『女子労働の経済学』 日本労働協会
- 1976年 『人的資本-教育を中心とした理論的・経験的分析』 東洋経済新報社 ゲーリー・ベッカー著 佐野陽子訳
- 1981年 『労働経済学(共著)』 労働総合研究所
- 1981年 『賃金と雇用の経済学』 中央経済社
- 1982年 『労働市場と情報(共著)』 慶應通信
- 1987年 『「働き蜂」社会はこう変わる-問われる日本型労働時間』 東洋経済新報社 小野旭共著
- 1989年 『企業内労働市場』 有斐閣
- 1991年 『中小企業の賃金決定』 東洋経済新報社 石田英夫、井上詔三共著
- 1991年 『変貌する金融機関と人材』 東洋経済新報社 石田英夫、重里俊行共著
- 1993年 『ホワイトカラーのキャリア管理-上場企業500社調査による』 中央経済社 川喜多喬共著
- 1995年 『ヒューマン・リソース・マネジメント』 日本労使関係協会
- 1997年 『日本の人的資源慣行にかんする最新課題(共著)』 日本労働研究機構
- 1999年 『人と企業を活かすルールしばるルール-これからの労働法制を考える』 中央経済社 八代充史、宮本安美共著
- 2001年 『ジェンダー・マネジメント-21世紀型男女共創企業に向けて』 東洋経済新報社 志野澄人、嶋根政充共著
- 2005年 『働く女性の履歴書-無名のウーマンパワー』 朝陽会 佐田節子共著
- 2007年 『はじめての人的資源マネジメント』 有斐閣
- 2009年 『ドバイのまちづくり―地域開発の知恵と発想』 慶應義塾大学出版会
『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.320
- 先代
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- 嘉悦大学学長
- 初代: 2001 ‐2005
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- 次代
- 古賀義弘
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