今庄駅
福井県南条郡南越前町にあるハピラインふくいの駅 ウィキペディアから
福井県南条郡南越前町にあるハピラインふくいの駅 ウィキペディアから
今庄駅(いまじょうえき)は、福井県南条郡南越前町今庄にある、ハピラインふくいハピラインふくい線の駅である。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線[2][25]のホームを有する地上駅である。駅舎から各ホームへは跨線橋で連絡している[2]。かつては島式2面4線(旧1・2番のりば、旧3・4番のりばでそれぞれ島式)であった[2]。
無人化前はJR西日本金沢支社の福井地域鉄道部が管理し、南越前町が発券業務を受託する簡易委託駅であった。駅舎内の観光案内所兼売店に窓口が設置された。駅構内にはICカード専用の簡易改札機[10][12][14]が設置されている。
北陸本線が杉津駅経由だったころ、敦賀方面の列車は急勾配を上らなければならなかったため、当駅で補助機関車を増結・解放していた[5][6][26]。その名残で保守用側線に給水塔[27]や給炭用のホームが残されている[1][25]。
南越前町は駅舎を2005年にJR西日本から購入し、2014年度からリニューアル事業に着手[8]。2017年3月に「今庄まちなみ情報館」、観光案内所、土産販売店を新たに整備してリニューアルオープンした。改修した駅舎には、南越前町産のスギ材を外壁に使用した[9]。
今庄まちなみ情報館では、1955年ごろの今庄駅が45分の1のジオラマで再現されており[8][9][27]、北陸本線の旧線に設けられていたスイッチバックなどの情報がパネルで展示されている。
また、2018年には住民主体で取り組んできた駅前の整備が完成し、4月に「今庄駅前ほっこり広場」としてオープンしている[29]。
近年の1日平均乗車人員は以下のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年(平成 | 9年)355 |
1998年(平成10年) | 328 |
1999年(平成11年) | 307 |
2000年(平成12年) | 294 |
2001年(平成13年) | 286 |
2002年(平成14年) | 274 |
2003年(平成15年) | 275 |
2004年(平成16年) | 252 |
2005年(平成17年) | 243 |
2006年(平成18年) | 232 |
2007年(平成19年) | 240 |
2008年(平成20年) | 230 |
2009年(平成21年) | 231 |
2010年(平成22年) | 225 |
2011年(平成23年) | 207 |
2012年(平成24年) | 185 |
2013年(平成25年) | 198 |
2014年(平成26年) | 188 |
2015年(平成27年) | 169 |
2016年(平成28年) | 165 |
2017年(平成29年) | 162 |
2018年(平成30年) | 154 |
2019年(令和元年) | 159 |
当駅の近隣は北国街道の宿場町である今庄宿(2021年に重要伝統的建造物群保存地区に指定)[30]であった今庄地区(旧・今庄町)があり[6][27]、古い建物などが現在も残っている[31]。
今庄住民利用バス「JR今庄駅」バス停留所は2023年(令和5年)5月31日をもって運行を終了し、廃止されている[32]。
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