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乾物
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概要
乾燥させることにより、雑菌の繁殖を防ぎ、保存期間を延ばすことに加え、切り干し大根や干しいも、干し椎茸のように、乾物にすることで生のものより栄養価が増す食品もある[2]。
乾燥の方法としては、天然の天日干しや、人工的に熱風や冷風を当てる方法、油で揚げて水分を飛ばす瞬間油熱乾燥法などがある。
乾物を専門に売る店を「乾物屋」というが、現在では数が少なく、代わりにスーパーマーケット、百貨店や、インターネットショッピングなどで広く販売されている。中国との貿易で日本から乾物が中国へと持ち込まれ、中華料理の材料となったものも多い(俵物三品=ふかひれ、干しアワビ、干しなまこ)。
調理に際して、豆類や出汁とり用の干し椎茸などは水に漬けて「もどす」作業が必要となる。一方、そのままで食べられたり、料理に投入すれば煮炊きに使う水や他の食材に含まれている水分が移って食べられるようになったりする乾物も多い[3]。
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主な乾物
→詳細は「乾物の一覧」および「干し肉」を参照
野菜・山菜・キノコ

果物(ドライフルーツ)

→詳細は「ドライフルーツ § ドライフルーツに加工される果実」を参照
- アーモンド
- アンズ
- イチジク
- ウメ - 日本の梅干しとは異なり、中国などでは乾燥させた梅干しが作られている。
- カシューナッツ
- クコの実
- クルミ
- サンザシ
- ナツメ
- バナナ、バナナチップス
- ピーナッツ
- ピスタチオ
- プルーン
- 干し柿
- マンゴー(ドライマンゴー) - 加工品としてシート状にして天日干ししたアムパパドもある。
- メロン
- 落花生
- レーズン - これに似た、水分が抜けたブドウの果実から作られるワイン(貴腐ワイン)がある。
- アップルチップ
- ドライアプリコット
- クコの実
- ラヴァシャク - 中央アジアで食されている。いくつかの果物(プラム、アプリコットなど)をつぶして混ぜ、シート状にして乾燥させたもの。
水産物

→「干物」も参照
その他
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出典
関連項目
外部リンク
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