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コンブ目コンブ科の藻類 ウィキペディアから
ガゴメ[1]、ガゴメコンブ[8](籠目昆布、学名:廃・Saccharina sculpera[6]、現・Kjellmaniella crassifolia[11][12][13])は、コンブ科ガゴメ属の褐藻の1種。
コンブ科 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Kjellmaniella crassifolia Miyabe | ||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||
Saccharina sculpera Lane, Mayes, Druehl et Saynders[6] | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ガゴメコンブ |
潮下帯[14][15]というより、マコンブの生息帯の、より深場にいる海藻で[16]、岩場に固定する付着器に茎と葉がつく[17]、葉は分かれない[17]大型褐藻類(コンブ類・ケルプ類)の典型的な形態である。葉全体に雲紋状の凹凸模様があるのが特徴で[2][18]、その外見が籠目に似ていることから名付けられた[19]。俗にガメと呼ばれる[19]。カゴメノリ属とは別。
フコイダンを多く含むことでも知られ[20][1]、他の藻類と比較してもフコイダンの種類が多角的で、健康補助食品(サプリメント)、化粧品、加工食料品に利用される[21](より具体例は § 利用参照)。
日本近海では北海道南部から下北半島(青森県)北側の沿岸に分布する。さらに樺太南部、間宮海峡付近及び朝鮮半島東海岸北部にも分布する[22]。
食用になる。北海道函館市では、「がごめ飯」の名称で産官学共同で商品化し、新たな名産品として提供されている[23](刻みのガゴメの米飯に海産物を載せた品[24])。加工品では、とろろ昆布やおぼろ昆布、松前漬け、塩昆布などの原料になっている[19][24]。サプリメント商品も出ている[25]。
韓国においても採集や食料利用はあるとされる[14]。
函館ではコロナ禍のさなか、がごめ昆布飴が無償配布され、ゆるキャラの「ガゴメマン」(北大・安井肇が考案[24])も配布にくわわった[26]。
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