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神奈川県川崎市幸区にある建材メーカー ウィキペディアから
不二サッシ株式会社(ふじサッシ)は、神奈川県川崎市幸区に本社を置く、日本の建材メーカー[1]。経営理念は「窓から夢を」[2]。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田1丁目1-2 新川崎三井ビルディング[1] |
設立 |
1969年5月1日(東洋ハウジング株式会社)[1] (1930年7月7日創業[1]) |
業種 | 金属製品 |
法人番号 | 7020001070117 |
事業内容 |
カーテンウォール、ビル用サッシその他の建築材料の製造・販売・施工 各種アルミニウム製品の製造・販売・施工 一般廃棄物・産業廃棄物処理プラントの製造・販売・施工、他[1] |
代表者 | 代表取締役社長 江崎 裕之[1] |
資本金 | 17億960万9,300円[1] |
売上高 |
単体460億円、連結943億円 (2017年3月期) |
純資産 |
単体114億円、連結175億円 (2017年3月) |
総資産 |
単体532億円、連結854億円 (2017年3月) |
従業員数 | 単体892名、連結2,919名(2024年3月31日現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
文化シヤッター 23.46% (2017年3月) |
主要子会社 | 不二ライトメタル |
外部リンク | https://www.fujisash.co.jp/ |
主にサッシ類を中心としたビル建材、住宅用建材、エクステリア商品などを扱う。
1930年7月7日、株式会社不二サツシ製作所として設立[2]。当初の社名は「不二サツシ」と「ツ」が大文字であったが、1981年より現社名「不二サッシ」となる[2]。
第二次世界大戦前後は町工場同様の規模の会社であったが、戦後の1949年に佐野友二が社長を引き受けると業績が急拡大した。
1957年3月、アメリカへ視察旅行を行った際に訪問したフェントロン社と技術提携し、日本で初めてアルミサッシを製造したメーカーとなった[2]。ホテルニューオータニ、ホテルオークラなどの著名なビルのサッシを次々と受注して先行メーカーとしてトップシェアを有した。
しかし1968年には、多額の開発投資を行った電子ロック付きホームドアの販売低迷、航空測量事業やボイラー製造、ホテル経営など多角化の不振も裏目に出て低迷期に突入する。当時は東亜航空の大株主でもあったが、いわゆる45/47体制において運輸省が航空会社の統廃合を打ち出したため、同社と日本国内航空を合併させ(後の東亜国内航空→日本エアシステム)、事実上の経営権を東急グループに譲っている。
1978年には、長年続けてきた粉飾決算も表面化[3][4]、東京証券取引所への上場廃止、店頭売買銘柄に指定される。1980年代以降は本業に回帰した。
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