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ハーマンズ・ハーミッツ(Herman's Hermits)は、イギリスのバンド。1960年代にブリティッシュ・インヴェイジョンのバンドとして活動した。
1964年8月に発表したデビュー曲「朝からゴキゲン」がイギリスで大ヒットし、翌1965年にはビートルズの成功に続くべく、ブリティッシュ・インヴェイジョンのバンドとして、アメリカに進出した。ヴォーカルのピーター・ヌーンのアイドル的ルックスと、清潔感のある親しみやすいイメージで高い人気を博し、「ハートがドキドキ」「ミセス・ブラウンのお嬢さん」「ヘンリー8世君」など多くの全米トップ10ヒット曲を連発した。1965年から1966年にかけてアメリカで大きな人気を獲得し、1966年にはMGMから主演映画『ホールド・オン!』が封切られ、2月に来日公演を果たす[3]。
1967年には「見つめあう恋」が大ヒットするも、以後の全米ツアーでは前座だったザ・フーやマッシュマッカーン(カナダ)に食われるなど、かつての勢いはなくなる。1968年には映画『レッツ・ゴー!ハーマンズ・ハーミッツ』が封切られるも回復策にはならず、「恋は晴れのち曇り」「スリーピー・ジョー」を最後に全米チャートから姿を消した[4]。
1968年に入ってからは本国イギリスで「サンシャイン・ガール」「恋はハプニング」「マイ・センチメンタル・フレンド」などのヒットを放ち続けたが、1971年のシングル「レディ・バーバラ」を最後にヌーンが脱退したことで、グループは事実上の解散を迎えた[5]。
ドラムだったバリー・ホイットワムはグループの名義のみを存続させ、「ハーマンズ・ハーミッツ(Herman's Hermits starring Barry Whitwam)」として活動を継続している。また、ヌーンが独立後に結成したバンドも「ハーマンズ・ハーミッツ(Herman's Hermits starring Peter Noone)」を名乗って活動している。
太字はオリジナル・メンバー。
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