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日本の警察官の階級 ウィキペディアから
警視長(けいしちょう、英称:Commissioner)は、警察法第62条に規定される日本の警察官の階級の一つ。上から3番目。警視監の下、警視正の上。
警視長の階級は、警察法第62条に規定され、上位には警視総監と警視監があり、下位には警視正、警視、警部、警部補、巡査部長及び巡査(巡査長含む)が定められている。
国家公務員試験(I種試験)に合格し警察庁へ採用された、いわゆる「キャリア組」の警察官は採用22年目辺りで勤務成績優秀者から順次昇任する。
各都道府県警察に地方公務員(ノンキャリア)として採用された後、推薦により警察庁に国家公務員として中途採用された警察官(いわゆる推薦組)も昇任することがある。また、警視庁および一部の大規模道府県警察でも、いわゆる「地元組」のトップが昇任することがある。ノンキャリア警察官の最高階級とされているが、実際に昇任できるのは警視庁でも数名。他の県警だと総務部長に就任する1名のみである。
国家公務員試験(II種試験)の合格者も警視正昇任後に昇任することがあるが、警視監(本庁で局長を務めることができる階級である)に昇任することは困難とされる。局長級以上に昇任することが困難である点は、他の省庁のII種試験合格者と同様である。
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