西武船橋店
ウィキペディアから
ウィキペディアから
ユアサ・フナショク株式会社が土地と建物を保有し、それを西武百貨店に貸し出していた[2]。
西武百貨店多店舗化の一環として1967年9月22日に開店した。船橋駅北口に位置する東武百貨店船橋店に対し、当店は南口に位置する。当時の周辺には高層ビルがなく、6階建ての「海の見える百貨店」をキャッチコピーに掲げていた。本館とロフトが入店するロフト館の2館で構成され、東武百貨店に次ぐ地域2番店であった。 本館は京成船橋駅に直結する船橋フェイスビルと地下道で接続していた。
1977年に増築して10階までフロアを拡張した。1979年に、池袋にあった西武美術館の姉妹館が店内に設けられた[3][4]が、1996年に閉館した。
最盛期の1991年度は売上高551億円に達したが、駅と直結する東武百貨店船橋店や、ららぽーとTOKYO-BAY、2012年4月に隣駅の東武野田線新船橋駅前に開業したイオンモール船橋などと競合し、2016年度の売上高は169億円と、ピーク時の3割まで低迷し、2010年から8期連続で営業赤字となっていた(競合する東武百貨店船橋店の2016年度の売上高は391億円で、西武船橋店の2倍以上だった)[5]。
2018年2月28日に、西武とロフトともに営業を終了[1]した(その後、ロフトはイトーヨーカドー船橋店内に再出店した[6]。)。 跡地は当初、セブン&アイ・クリエイトリンクが主体となり、市民文化センター・中央公民館を移設したうえで低層階に商業施設を備えた高層マンションを建設する構想が検討されたが、撤回された。その後、2020年にロフト館の敷地・建物を大和ハウス工業が取得し、ロフト館は同年に解体された。跡地には2棟のオフィスビルが建設される予定である[7]。
その後本館の敷地及び建物も2021年に大和ハウス工業が取得し[8]、同年9月より2024年9月までの工期で長谷工コーポレーションの施工により解体されている[9]。
跡地は船橋都市計画本町1丁目特定街区として整備され、高さ200mのタワーマンションと商業施設が建設される予定で、高さ200mのタワーマンションはアパホテル&リゾート 東京ベイ幕張(高さ180.82m)を超えて千葉県で最も高いビルとなる[10]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.