西武モハ101形電車
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この項目では、架線電圧600V当時の多摩湖線で運用されたモハ101形電車(初代)について説明しています。
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西武モハ101形電車(せいぶモハ101がたでんしゃ)は、かつて西武鉄道に在籍した通勤形電車。多摩湖線の車両近代化のため、従来在籍した木造車の主要機器を流用して1949年(昭和24年)[2]から1953年(昭和28年)[3]にかけて製造された、全長12m級の小型車である。
概要 基本情報, 製造所 ...
西武モハ101形電車(初代) | |
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日本油脂専用線モ101 (元西武モハ103・2代 2009年10月) | |
基本情報 | |
製造所 | 関東車輌電気・西武所沢車両工場 |
主要諸元 | |
軌間 | 1,067(狭軌) mm |
電気方式 |
直流600V (架空電車線方式) |
車両定員 |
70人 (座席定員30人) |
自重 | 17.8t |
全長 | 12,200 mm |
全幅 | 2,550 mm |
全高 | 3,925 mm |
台車 | ブリル76E-1 |
主電動機 | 直流直巻電動機 |
主電動機出力 | 41kW (1時間定格) |
搭載数 | 2基 / 両 |
端子電圧 | 600 V |
歯車比 | 5.53 (83:15) |
制御装置 | 直接制御式 |
制動装置 | SME非常弁付直通ブレーキ |
備考 | 数値はモハ101・102(ともに2代)、パンタグラフ集電化改造後[1]。 |
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本項では、後年一部の車両を電装解除して制御車としたクハ1111形電車[4]、ならびにモハ101形の制御車として運用するため気動車を改造して竣功したクハ1101形電車(初代)およびクハ1121形電車[5]についても併せて記述する。
また、本項における車両番号(車番)の世代表記(「初代」「2代」など)については、本項記述の各形式内に限定した世代表記を用いることとする[注釈 1]。