蟲師 (映画)
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『蟲師』(むしし)は、漆原友紀の同名漫画『蟲師』を原作とし、「AKIRA」の大友克洋が監督、オダギリジョーが主演、「ピストルオペラ」「下妻物語」の小椋悟がプロデューサーを務めた日本映画。2007年3月24日から松竹・東急系にて全国180館で公開され、第63回ヴェネツィア国際映画祭[注釈 1] コンペティション部門、第31回トロント国際映画祭 VISIONS部門、第23回サンダンス映画祭 SPECTRUM部門などの映画祭にも出品された。
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今から100年前の日本。ある日、ギンコは雪が深く積もる山の庄屋で、4本の異様な角が生えた少女・真火と出会い、彼女の病気の原因を探り、治す。その後、彼は蟲の力を文字に封じ込める力を持つ女性・淡幽の体に変異が起きたという知らせを受け、変わった虹を探し求める虹郎と共に彼女の元へと向かう。淡幽を助けるため、ギンコは蟲に取り憑かれて意識を失ってしまう。回復したギンコは、リハビリのため虹郎と光脈を訪ね歩く旅に出る。
原作の「柔らかい角」「雨がくる虹がたつ」「筆の海」「眇の魚」などを基にしているが、真火の性別が逆になっている、虹郎が準メインキャストになっている、タイトルロゴが新規のフォントでデザインされている、などの点で異なるほか、原作には見られない当映画のオリジナル設定として、生活空間に電気が通っている描写がある。
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