薩摩湖
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薩摩湖(さつまこ)は、鹿児島県日置市吹上町中原にある湖沼である。古くは中原池と呼ばれていた。東シナ海から吹上浜を隔てて約1.5キロメートル内陸にある。吹上浜の砂丘により海が区切られて取り残された、砂丘湖あるいは海跡湖である。
概要 薩摩湖, 所在地 ...
薩摩湖 | |
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所在地 | 鹿児島県日置市 |
面積 | 0.10 km2 |
周囲長 | 1.8 km |
最大水深 | 11.0 m |
貯水量 | 0.00062 km3 |
水面の標高 | 25 m |
成因 | 砂丘湖 |
淡水・汽水 | 淡水 |
透明度 | 3.8 m |
プロジェクト 地形 | |
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湖の色は黄色に近いウーレ水色標準14番を呈し、pHは7.8である。湖岸付近にはハスやガガブタなどの浮葉性植物が繁茂し、絶滅危惧IB類に指定されているミズスギナも見られる。コイ、ギンブナ、ゲンゴロウブナなどに加え、ブラックバスやブルーギルも生息する[1]。
南東に枦ヶ峰城跡の丘があり、ツツジ、バラ、ツバキなどが見られ、市民の憩いの場となっている。西側には吹上浜運動公園があり、薩摩湖の北方約1キロメートルには正円池と亀原池が並ぶ。