概要
小矢部川河畔の台地上にある温泉。近辺には本願寺8代蓮如が滞在したとの伝承もある善性寺が存在したが、昭和28年9月の13号台風で壊滅し、現在は碑文等が残されている。
歴史は古く、藩政期、加賀藩の金沢城下町へ塩硝を運んだ道沿いに、露天風呂だけの温泉小屋が地域で利用されてきたという[1]。昔は小矢部川へ蛇谷川が合流する河原に温泉が湧き出ていたが、洪水で埋まっていた。1970年春に当時の福光町が老人保養センターを建設するため当地でボーリング調査をしたところ、深さ350 - 370m地点より温泉が湧き出た。その後、1972年11月15日に創業し、『老人福祉センター福寿荘』が開所した[2]。
1982年、隣接の自然休養村管理センター(新館)が農林水産省の補助により増築され[3]、近くにあるアルミ会社の保養所(やまびこ荘、1973年開設)への送湯を開始した[4]。
1988年には、両センターを結ぶ廊下部分が改築され、ポーチ部分が新設された。玄関の陶製タイル壁画は、地元彫刻家の得地秀生の作である[3]。
泉質
温泉街
温浴施設の『福光老人福祉センター 福光温泉』のみが存在する[6]。食堂と貸部屋が完備されている。
脚注
参考文献
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外部リンク
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