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日真名氏飛び出す(ひまなしとびだす)は、日本のテレビドラマ。ラジオ東京テレビ(KRT、現:TBS)で1955年4月9日に放送を開始した、同局最初の連続ドラマである[1]。また、連続ドラマにレギュラースポンサーかつ一社提供スポンサーがついた最初のテレビ番組でもある。
当初、プロデューサー格である電通の岡田三郎は、ニュースショーのような番組を企画していたが、映画評論家の双葉十三郎と相談した結果、「サスペンス調のアクションものをやろう」という運びになった[1]。双葉の原案や斎藤豊吉らの脚本により、世界観にユーモアが加えられた。
タイトルは戦前の米国映画『悪魔が飛び出す』と、「暇な奴」をもじったもの[1]。
テレビドラマ創生期において、テレビドラマは映画業界から「電気紙芝居[2]」と蔑まれ、テレビ局にとって俳優のキャスティングは困難な環境下にあった[2]。制作にあたって、スタッフは東宝の脇役・久松保夫および文学座の高原駿雄という、一般的に無名だった2人を主演に起用した。
同作は久松演じる日真名の明るいキャラクターが受け、推理小説ブームを背景に人気を高め[2]、49.5%の高視聴率を記録したこともあるヒット作となった[3]。なお、最高視聴率に関しては、テレビ局側の独自調査で71%とする結果が残されている[4]。
1955年4月9日から1962年7月14日まで
製薬会社の三共(現在の第一三共及び第一三共ヘルスケア)の一社提供。
作中に、ドラッグストアを模したセット[1]の場面が組まれ、そこで作中人物が三共の栄養ドリンクを飲む、という内容の生コマーシャルが行われた[2]。
カメラマンの日真名進介と助手の泡手大作が、素人探偵として事件を解決していく。
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