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関門海峡を通る山陽新幹線の鉄道トンネル ウィキペディアから
新関門トンネル(しんかんもんトンネル)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽新幹線新下関駅 - 小倉駅間にある鉄道海底トンネルである。関門海峡を横断する交通施設では最も新しいものである。
1975年3月の開通当時は日本一長い鉄道トンネルであった。その後開通した青函トンネルなどに抜かれはしたものの、山陽新幹線または東海道・山陽新幹線系統のトンネルでは現在でも最長のトンネルでもある。
建設にあたっては高速運転を実現するためにルートの抜本的な見直しが行われ、本州側・九州側とも内陸側から緩やかに潜り、かつ海底部が最狭となる下関市壇ノ浦と北九州市門司区和布刈の間で関門海峡を通過する線形となっている。このため、全長は在来線の関門トンネルの5倍以上となっているにもかかわらず、海底区間は関門トンネルより短い(関門トンネルは全長3.6 km、うち海底部1,140 m)。
地上部分では終点より約100 m程度下関寄りの上富野2丁目には土被りがなく、覆工コンクリートが露出している区間があるので、トンネル全体でいえば最小土被りは0 mとなる。
なお、このトンネルの中間点から約1.8 km新下関寄りに新幹線1000キロポストがある。これは日本国内唯一の1000キロポストである[1]。
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