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日本の領有下の樺太真岡郡真岡町にあった鉄道省の駅 ウィキペディアから
手井駅(ていえき)は、かつて樺太真岡郡真岡町に存在した鉄道省樺太西線の駅である。現在はロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部のホルムスク=ソルチローヴォチヌイ駅(ст. Холмск-Сортировочный, ホルムスク操車場駅)で、サハリン島と本土を結ぶ貨物輸送の拠点駅である。旅客扱いは旧称のポリャーコヴォ(Поляково)で行われている。
ホルムスク=ソルチローヴォチヌイ駅 手井駅 | |
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ホルムスク=ソルチローヴォチヌイ駅本屋(2016年) | |
ст. Холмск-Сортировочный | |
所在地 |
ロシア連邦 極東連邦管区サハリン州 ホルムスク市 |
駅番号 | 99322 |
所属事業者 |
ロシア鉄道 極東鉄道支社サハリン地域部 |
駅種類 | 操車場駅 сортировочная |
駅名変遷 |
1920年-1946年 : 手井(てい) 1946年-1991年 : ポリャーコヴォ(Поляково) |
構内側線 | 8~16線 |
ホーム | 1面 |
開業年月日 | 1920年10月11日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | シャフタ=サハリンスカヤ - アルセンチェフカ線 |
所属路線 | ユジノサハリンスク - ホルムスク線 |
ホルムスク周辺の鉄道線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1920年、樺太庁鉄道西海岸線本斗 - 真岡間開通にともない真岡町手井市街地に設置された。豊真線豊原方面への分岐駅で、日本時代末期の旅客列車は樺太西線上り(本斗行き)5本、下り(野田および久春内行き各2本、北真岡行き1本)5本が、豊真線は豊原 - 北真岡間上下3本が運行されていた。
1946年のソ連国鉄編入にともない、駅名も手井市街地が再編されたポリャーコヴォ村にあわせてポリャーコヴォ(Поляково)に改称した。ホルムスク海洋貿易港では1969年、鉄道連絡船桟橋の建設が開始され、ポリャーコヴォ駅から北方の桟橋にかけて操車場(ホルムスク操車場)が新設された。ポリャーコヴォ村は1970年にホルムスク市域に編入。1973年の鉄道連絡船桟橋完成で、ワニノ・ホルムスク鉄道連絡船が就航し、車両航走を介したバイカル・アムール鉄道(バム鉄道)との連絡駅となった。
1991年、駅名を操車場に合わせて正式にホルムスク=ソルチローヴォチヌイに改称した。1994年のユジノサハリンスク - ホルムスク線ノヴォデレヴェンスカヤ - ニコライチュク間廃止および1999年のネヴェリスク方面への旅客列車運行休止で、ユジノサハリンスク - ホルムスク線77kmピケット9乗降場方面の夏季限定運行の旅客列車について、ポリャーコヴォ市街地から約1キロ北の駅本屋付近の本線に旧称のポリャーコヴォで設けているホームで旅客扱いをしているが、ネヴェリスク市内の貨物駅シャーフタまでの広軌化完了にともない、2020年に再開したネヴェリスク発着の旅客列車についても旅客扱いを再開した。
駅構内(ホルムスク操車場)はポリャーコヴォ市街地からホルムスク=ユージヌイ駅前を経て海洋貿易港埠頭および連絡船桟橋に至る複数のヤードで構成されており、南北約5キロ。サハリン島内発着の貨物列車の組成を行っていて、ワニノ・ホルムスク鉄道連絡船と直接連絡している。主な貨物は石油、石炭、建築資材、レールおよび鉄管などの金属製品のほか、海上輸送用コンテナ、石油精製用タンクなど。埠頭の南北に各8か所の船舶積み込み用の引き込み線があり、広軌化以前は客貨車を対象にした1520mm─1067mmの台車軌間変更設備が設けられていた。
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