本斗駅
日本の領有下の樺太本斗郡本斗町にあった鉄道省の駅 ウィキペディアから
本斗駅(ほんとえき)は、樺太本斗郡本斗町に存在した鉄道省樺太西線の駅。省営自動車本留線の基地となった本斗自動車区についても、同時に述べる。また、南樺太炭鉱鉄道の接続駅であった。
歴史
- 1920年(大正9年)10月11日:樺太庁鉄道西海岸線当駅 - 真岡駅間開通により開業[1]。
- 1923年(大正12年):本斗港と稚内港との間に北日本汽船により航路が開設される。
- 1930年(昭和5年):本斗海岸支線当駅 - 浜本斗駅間(貨物線。1.3km)開業。
- 1931年(昭和6年)12月1日:南樺太炭鉱鉄道が開通、接続駅となる。
- 1935年(昭和10年):樺太庁鉄道バスが当駅 - 遠節駅 - 留多加郡留多加町大豊まで開業し接続駅となる。後に留多加駅前(71.5km)まで延長される。
- 1943年(昭和18年)4月1日:南樺太の内地編入に伴い、鉄道省に編入。樺太庁鉄道バスは省営自動車本留線となり本斗自動車区が設置される。
- 1945年(昭和20年):ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
- 1946年(昭和21年)
- 2月1日:日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
- 4月1日:ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「ネヴェリスク」。
運行状況
駅周辺
- 本斗町役場
- 吐鯤保冷鉱泉
- 吐鯤保石油試掘地
- 本斗公園
- 本斗神社
隣の駅
- 南樺太炭鉱鉄道
- 本斗駅 - 吐鯤保駅
脚注
関連項目
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