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TETSUYAの楽曲、シングル(2017年) ウィキペディアから
「愛されんだぁ I Surrender」(あいされんだぁ)は、日本のロックバンド・L'Arc〜en〜Cielのベーシスト、tetsuyaがTETSUYA名義で発表した通算11作目のシングル。2017年6月14日に発売。発売元はEMI Records。
「愛されんだぁ I Surrender」 | ||||||||||||||||
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TETSUYA の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『STEALTH』 | ||||||||||||||||
A面 | 愛されんだぁ I Surrender | |||||||||||||||
B面 | Make a Wish TeddyLoid Remix | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||||||||||
ジャンル |
ポップス ロック | |||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | EMI Records | |||||||||||||||
作詞・作曲 | TETSUYA | |||||||||||||||
プロデュース | TETSUYA | |||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
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TETSUYA シングル 年表 | ||||||||||||||||
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前作「Make a Wish」「Time goes on 〜泡のように〜」から約8ヶ月ぶりとなるシングル。
表題曲「愛されんだぁ I Surrender」は、1980年代に謳歌したグラムロックの輝きを纏った楽曲となっている[1]。この曲は、レーベルのA&Rからの「グラムロックっぽい曲をつくってほしい」というリクエストを受けて制作されたもので[2]、TETSUYAは「「Are you ready to ride?」とか「Roulette」みたいにリフを活かした曲もありますけど、あまりリフから曲をつくるタイプではないんですよね。でも、リクエストされた以上、カッコいいリフをつくらないといけないなと。それに、せっかくリフからつくるならAメロはリフを貫く形にしようとか、そういうところから曲づくりに入っていきました[2]」と制作を振り返っている。また、TETSUYAはボーカル録りを振り返り「グラムというのは気だるい感じなのかなと思って、いろんな歌い方を試した中から、ああいう歌に落とし込んだ[2]」と述べている。さらに、この曲の制作では、アレンジャーとして陶山隼を招聘している。陶山は、TETSUYAがL'Arc〜en〜Cielとして2016年12月に発表した楽曲「Don't be Afraid」に共同編曲者で参加しており、TETSUYAのソロ名義作品のレコーディングに関しては今回が初参加となる。なお、この曲は、2017年4月28日に開催したFC限定ライヴ「CÉLUXE NIGHT VOL.3」で、アコースティックアレンジを施したバージョンで初披露されている。余談だが、この曲は、ストック曲をリリースすることの多いTETSUYAとしては珍しく、制作からリリースまでの期間がかなり短い音源になっている。
なお、表題曲のタイトルは、当初「I Surrender」だったが、TETSUYAの「英語表記の"I Surrender"だけだと逆に恥ずかしい気がした[2]」「レインボーの曲に「アイ・サレンダー」があるから[2]」という考えにより、現在のタイトルに変更されている。ちなみに、タイトルの読み方は「あいされんだぁ」で「あいされんだぁ アイサレンダー」ではない。タイトルの読み方について、TETSUYAは「デザインとして2つ並べているだけで、丸井(〇|〇|)と一緒ですよ。“丸井 丸井”と2回言わないですよね(笑)[2]」と述べている。
表題曲のミュージック・ビデオは、TETSUYAの「誰もいない空間に、僕と猫だけがいる映像を撮りたい[3]」というイメージをもとに撮影されている。ちなみに撮影場所は、東京のパレットタウンにあったヴィーナスフォートというショッピングモールで[3]、これはTETSUYAにより選定されている[3]。TETSUYAは本作発売当時に受けたインタビューで、撮影場所を決めた経緯について「街中だとどうしても人がいるから、閉店後のショッピングモールがいいんじゃないかな。だとすると、絵的にヴィーナスフォートが合うと思ったんです。借りれる、借りれないといったことは分からずに、アイディアとして投げたら、すぐに(監督が)ロケハンに行ってくださって、ヴィーナスフォートで撮ろうということになりました[3]」と述懐している。また、TETSUYAは同インタビューで「ミュージッククリップを観た人がヴィーナスフォートだと分かっても構わないし、それを無理して、海外っぽく見せるのはダサいなと思っていたんですよ。だからヴィーナスフォートの雰囲気をそのまま活かした絵にしてもらいました[3]」と述べている。
カップリングには、前作の表題曲「Make a Wish」のリミックスバージョンが収録されている。なお、リミックスは、音楽プロデューサーのTeddyLoidが手掛けている。
また、本作のマスタリングは、ソロ名義の全ての作品のマスタリング、そしてL'Arc〜en〜Cielのベストアルバム『QUADRINITY 〜MEMBER'S BEST SELECTIONS〜』のtetsuya bestディスクでリマスタリングを担当したトム・コインが担当している[4]。なお、トム・コインは2017年4月に他界した為、本作がトムと作る最後の作品になった[4]。
本作は、初回限定盤(CD+DVD)、通常盤(CD)の2形態で発売されている。初回限定盤には表題曲のミュージック・ビデオ、MVやジャケット写真撮影のメイキング映像を収めたDVDが付属されている[5]。また、初回特典として、2017年8月開催のライヴ「TETSUYA 15th ANNIVERSARY LIVE」のチケット先行予約案内が封入されている。さらに、スマートフォンで本作の収録曲を再生できるサービス、"PlayPASS"を利用するためのプレイパスコードが記載された紙も封入されている[6]。
愛されんだぁ I Surrender
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