小川軽舟
ウィキペディアから
ウィキペディアから
本名は小川浩昭(おがわ ひろあき)。千葉県千葉市生まれ。1984年、東京大学法学部卒業、日本開発銀行(現:日本政策投資銀行)に入行、全国あちこちに転勤する。
2011年、大阪の阪神電鉄に転籍。2024年現在、常務取締役。
東京大学卒業後に山本健吉の『現代俳句』を読んで俳句を志し、1986年に「鷹」に入会、藤田湘子に師事。この際に李太白の七言絶句「早発白帝城」中から取った「軽舟」を号とした。
1999年、退会した小澤實の跡を継いで「鷹」編集長就任。2001年、第一句集『近所』により第25回俳人協会新人賞。[1] 2004年、『魅了する詩型 - 現代俳句私論』で第19回俳人協会評論新人賞。[2]2005年、湘子の死去により「鷹」主宰を引き継ぎ、高柳克弘を編集長に就任させる。その後の句集に『手帖』(2008年)、『呼鈴』(2012年)。『朝晩』(2019年)で第59回俳人協会賞受賞。『無辺』(2022年)で第57回蛇笏賞受賞。評論に昭和30年世代の俳人を論じた『現代俳句の海図』(2008年)がある。代表句に「名山に正面ありぬ干蒲団」「ソーダ水方程式を濡らしけり」「偶数は必ず割れて春かもめ」「死ぬときは箸置くやうに草の花」などがあり、句風は丁寧・着実と評される。
句集
選集
アンソロジー
評論・鑑賞・入門書
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.