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『太平洋の地獄』(たいへいようのじごく、原題: Hell in the Pacific)は、1968年制作のアメリカ映画。
太平洋戦争末期、南太平洋のとある孤島に漂着した日米両軍の軍人が、最初は敵同士という事で対立するが、やがて生き延びるために力を合わせていく。
登場人物は三船敏郎扮する日本軍の軍人と、リー・マーヴィン扮するアメリカ軍の軍人の2人だけで、ほかはエキストラの1人も登場しないという異色作である。元々は、1965年に東宝とベネディクト・プロによる日米合作映画『恐怖の島』として企画されていたものだが、三船が出演の条件として三船プロダクションとの三社合作にすることと、マーヴィンと対等の待遇を要求したなどことから、企画は立ち消えとなり、東宝から企画を買い取ったベネディクト・プロがABC傘下のセルマー・プロとの共同で再度企画を始動し、アメリカ映画として完成するに至った[2][3]。ABCグループ企業のシネラマ・コーポレーションが松竹と提携を結んだことから日本国内の配給は松竹となった[3]。
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