大平 悦子(おおだいら えつこ、1956年(昭和31年)10月9日[1] - )は、日本の政治家。新潟県魚沼市長(第2-3代、2期)。新潟県初の女性首長である[2]。
来歴
新潟県北魚沼郡小出町(現・魚沼市)出身[3]。富士短期大学経済学科卒業。1998年(平成10年)、小出町教育委員に就任[4]。
教育委員や合併協議会委員として行政に接する中、2003年(平成15年)、小出町議会議員選挙に出馬し当選[5]。2004年(平成16年)11月1日、北魚沼郡内のうち川口町以外の6町村が合併(新設合併)して魚沼市が誕生する。合併に伴う在任特例で旧町村の議員96人はそのまま市議となった(合併後に1人辞職)。2005年(平成17年)3月28日、魚沼市議会は自主解散を求める議員発議を否決した。同日、解散に賛成した市議42人が辞職願を提出し許可されたが、その中に大平が含まれているか否かは不明。同年7月に魚沼市議会議員選挙が行われ、当選。
2008年魚沼市長選挙
2008年(平成20年)11月30日に行われた市長選に無所属で出馬。現職の星野芳昭を破り初当選した。同年12月12日、第2代魚沼市長に就任[6]。 ※当日有権者数:34,547人 最終投票率:73.89%(前回比:pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
大平悦子 | 52 | 無所属 | 新 | 13,461票 | 53.35% | |
星野芳昭 | 71 | 無所属 | 現 | 11,772票 | 46.65% |
2012年魚沼市長選挙
2012年(平成24年)12月2日執行。元市議の森島守人、元市議の大桃聰ら2人の候補者を制し再選した[7]。 ※当日有権者数:33,134人 最終投票率:72.34%(前回比:-1.55pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
大平悦子 | 56 | 無所属 | 現 | 11,214票 | 47.61% | |
森島守人 | 58 | 無所属 | 新 | 10,618票 | 45.07% | |
大桃聰 | 56 | 無所属 | 新 | 1,724票 | 7.32% |
2016年魚沼市長選挙
2016年(平成28年)12月4日執行。魚沼市は合併前の町村役場を活用しており、新庁舎の建設問題が選挙戦の大きな争点となった。大平は「市民が集える複合施設にすべきだ」と主張し、約50億円の建設計画を推進。元市議で新人の佐藤雅一はこれに対し「シンプルな建物でよく、30億円に圧縮すべきだ」と主張した。大平は240票の小差で佐藤に敗れる[8][9][10]。 ※当日有権者数:32,082人 最終投票率:67.90%(前回比:-4.44pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
佐藤雅一 | 65 | 無所属 | 新 | 10,794票 | 50.56% | |
大平悦子 | 60 | 無所属 | 現 | 10,554票 | 49.44% |
2017年衆議院議員総選挙
2017年(平成29年)9月23日、民進党県連、社民党県連、連合新潟は三者協議を開き、第48回衆議院議員総選挙の新潟5区に大平を擁立することを決定した[11]。9月25日、無所属で出馬する意向を正式に表明した[12]。10月2日、日本共産党と自由党は大平の推薦を決定。共産党は公認候補予定者を取り下げ、前年の参院選などと同じ「オール野党」態勢が実現することになった[13]。
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand in your browser!
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.