伊豆の国パノラマパーク
静岡県伊豆の国市にある観光施設 ウィキペディアから
静岡県伊豆の国市にある観光施設 ウィキペディアから
伊豆の国パノラマパーク(いずのくにパノラマパーク)は、静岡県伊豆の国市にある標高452mの葛城山の山頂と北麓を利用した観光施設である。
伊豆パノラマパークは、片道1,791m、最大高低差411m[1]のロープウェイ及び山頂の「碧テラス」、地上エリアのレストラン「トラットリア伊豆パラディーゾ」売店エリア「ブルーマーケット」が主たる施設で、伊豆長岡温泉地区と、葛城山の山頂までを結ぶものである。山頂では富士山と駿河湾の望めるパノラマや、四季に応じた植物、特に春のツツジや、6月のアジサイが見物である。なお「360度の大パノラマ」と謳ってはいるが、東や南西方向の眺望はあまり開けていない。
かつては「伊豆長岡エイトランド」という名称であり、エイトボウルというボウリング場[2]も併設されていた。後に名称を「かつらぎ山パノラマパーク」と改称し、その後「伊豆の国パノラマパーク」となり、2021年からは「伊豆パノラマパーク」に改称した。
ロープウェイの名称も「葛城山ロープウェイ」から「伊豆の国パノラマパークロープウェイ」に変更され[3]、現在は「伊豆パノラマパークロープウェイ」と呼称している。
このロープウェイは、旅館経営者で、観光協会長であった杉山勝美[4]が主導して生まれたものである[5]。昭和30年代の初め、伊豆長岡温泉の目玉施設としてロープウェイを計画[5]。当初は夢のような計画で相手にされなかったが、旅館のだんな衆に訴え、町を説得[5]。1960年(昭和35年)に開発会社を発足し、有志が株を持ち合い5千万を集めた[5]。1962年(昭和37年)5月には開業し、「東洋一のゴンドラ」と話題を呼んだ[5]。当時のゴンドラは10人乗りで、1台ごとにガイドが付き、片道15分掛かるものであった[5]。開業後数年で4億円を越える負債を抱えてしまい[5]、ロープウェイメーカーである日本ケーブルグループの観光施設運営会社NCリゾートマネージメント株式会社が引き継いだ。
山麓駅(北緯35度1分35秒 東経138度55分41.8秒) -
山頂駅(北緯35度0分44.1秒 東経138度55分15.8秒)
ロープウェイ(往復運賃:大人2400円、子供:1200円、幼児:800円)[7]
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.