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関東平野北部を流れる河川 ウィキペディアから
五行川(ごぎょうがわ)または勤行川(ごんぎょうがわ)は、関東平野北部を北から南へと流れる一級河川。利根川水系小貝川の支流である。
往古鬼怒川は栃木県さくら市の旧氏家町付近を流れていた。江戸時代、徳川家康の命で利根川の流れを付け替えた際、利根川を鬼怒川に迎え入れるにあたり、鬼怒川の流路も変えて現在の形になる。以降も鬼怒川の水が伏流水となって氏家町の各所に湧き出ており、これが五行川をはじめ、大沼川・冷子川・井沼川などの水源となった。現在の五行川は、江戸時代に鬼怒川からの開削により作られた下野最大の用水「市の堀用水」の支流用水を主な水源としている。
仙台伊達藩が祖先の遺跡を調査した『延宝5年(1677年)処々見回覚書』には「観音寺[2]の東に流れ申候。観音寺法華三昧の時、この川にて垢離仕り候ゆえ、勤行川と申候」とあり、勤行川とされ、別名として五行川をあげている。
『元禄7年(1694年)蒔田、野、国府田、上中山4ヶ村と落合村の水論に関する幕府評定所裁定絵図』には御行川・五行川とある。
現在でも茨城県内に入ると、勤行川と表記されることが多い。
栃木県
茨城県
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