丸山 正樹(まるやま まさき、1961年 -)は、日本の作家。東京都出身。
早稲田大学第一文学部演劇専修卒業。
広告代理店でアルバイトの後、フリーランスのシナリオライターとして企業・官公庁の広報ビデオから映画、オリジナルビデオ、テレビドラマ、ドキュメンタリー、舞台などの脚本を手掛ける。
2011年に『デフ・ヴォイス』により小説家デビュー[1]。
単行本
〈デフ・ヴォイス〉シリーズ
- 『デフ・ヴォイス』(2011年7月、文藝春秋 / 2024年2月、創元推理文庫)
- 【改題】『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(2015年8月、文春文庫)
- 『龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章』(2018年2月、東京創元社)
- 【改題】『龍の耳を君に デフ・ヴォイス』(2020年6月、創元推理文庫)
- 『慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス』(2019年6月、東京創元社 / 2021年12月、創元推理文庫)
- 『わたしのいないテーブルで デフ・ヴォイス』(2021年8月、東京創元社)
〈刑事何森〉シリーズ
- 『刑事何森 孤高の相貌』(2020年9月、東京創元社 / 2023年11月、創元推理文庫)
- 『刑事何森 逃走の行先』(2023年6月、東京創元社)
その他の小説
- 『漂う子』(2016年10月、河出書房新社 / 2019年11月、文春文庫)
- 『ワンダフル・ライフ』(2021年1月、光文社 / 2024年1月、光文社文庫)
- 『ウェルカム・ホーム!』(2022年5月、幻冬舎)
- 収録作品:ウェルカム・ホーム / 真夜中の行進曲(マーチ) / 立派なお仕事 / 別れのワルツ / 揺れる康介 / とりあえずのトリアージ / パニック・イン・三〇五
- 『水まきジイサンと図書館の王女さま』(2022年7月、偕成社) - 絵:高杉千明
- 『キッズ・アー・オールライト』(2022年9月、朝日新聞出版)
- 『手話だからいえること 泣いた青鬼の謎』(2023年7月、偕成社) - 絵:高杉千明
- 『夫よ、死んでくれないか』(2023年11月、双葉社)
アンソロジー
「」内が丸山正樹の作品
- 『法廷ミステリーアンソロジー 逆転の切り札』(2022年6月、朝日文庫)「弁護側の証人」
単行本未収録作品
- 「ミラー」(『小説すばる』2012年6月号 集英社)
- 「カインの子」(『きらら』2019年9月号 - 11月号 小学館)
- 「ルーム」(『きらら』2020年3月号 - 5月号 小学館)