ヤマサちくわ
日本の愛知県豊橋市にある魚肉練り製品メーカー ウィキペディアから
日本の愛知県豊橋市にある魚肉練り製品メーカー ウィキペディアから
ヤマサちくわ株式会社は、愛知県豊橋市に本社のある、ちくわをはじめとした魚肉練り製品を製造・販売している会社である。
2007年8月現在、愛知県内各地に直営店があるほか、静岡県、岐阜県大垣市、三重県四日市市にも直営店がある。また、直営の飲食店が愛知県豊橋市、豊川市、静岡県浜松市にある。
ヤマサちくわは愛知県、特に豊橋市の名物の一つで、2004年度の愛知ブランドにも認定された[1]。キャッチコピーは「昔も今も変わらぬ旨さ」「豊橋名産ヤマサのちくわ」。
様々な種類のちくわのほか、かまぼこやはんぺんなども製造している。
名称が類似している企業に兵庫県姫路市に本社のあるヤマサ蒲鉾がある。当社と同じく魚肉練り製品を製造販売している上に、社紋も同じであるが、両社は全くの無関係である。千葉県に本社のあるヤマサ醤油とも無関係である。
「豊橋名産ヤマサのちくわ」のテレビCMは、東海地方(静岡県を含む)において放映されるCMとして有名である[3]。ただし、CMの最後に添えられる商品紹介の画像は、幾度か手直しが行われている。
内容は、徒歩で旅をしている弥次さん喜多さん(1964年に同商品のマスコットとして誕生[4])が、飛んできたヤマサのちくわの包みを見つけて追いかける。すると突然新幹線が現われ、駅に停車し、車内から弥次さん喜多さんが降りてくる。2人の目の前には再びヤマサのちくわの包みが現れ、2人がそれに飛びつく。それに「昔も今も変わらぬうまさ」「これだ!豊橋名産ヤマサのちくわ」というナレーションが挿入されるというもの[5]。上述の通りCM本編は約10秒ほどしかないため、15秒から30秒のCM時間を穴埋めするため、ちくわの商品カットの静止画で、「贈り物に、是非どうぞ」などのナレーションが流れ、約5秒~20秒を消化している。
公式サイトではCM動画を公開しており、懐かしい映像を見ることができる。かつては、この後に「贈り物には、豊橋名産、ヤマサのちくわ」というスポットCMがセットで流れていた。
CMに登場する弥次さん喜多さんのイラスト看板(ちくわにまたがっている)は、名古屋駅や豊橋駅の他、中部国際空港でも見られ、豊橋鉄道東田本線(豊橋市内電車)の路面電車にはこれをラッピング広告にした車両もある(『ラッピング広告電車』にちなんだ商品=ちくわ詰め合わせセット=が豊橋市内店舗にて販売されている)。
また、CBCラジオや東海ラジオ(午前中)では「豊橋名産、ヤマサのちくわ」とアナウンスするだけの約3秒のラジオCMをスポット枠で放送している。
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