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2018年のアメリカ合衆国のミュージカル・ファンタジー映画 ウィキペディアから
『メリー・ポピンズ リターンズ』(原題:Mary Poppins Returns)は、2018年のアメリカ合衆国のミュージカル・ファンタジー映画で、1964年の映画『メリー・ポピンズ』の続編。監督をロブ・マーシャル、脚本をデヴィッド・マギー、主役のメリー・ポピンズをエミリー・ブラントが務める。
メリー・ポピンズ リターンズ | |
---|---|
Mary Poppins Returns | |
監督 | ロブ・マーシャル |
脚本 | デヴィッド・マギー |
原案 |
デヴィッド・マギー ロブ・マーシャル ジョン・デルーカ |
原作 |
パメラ・トラバース 『メアリー・ポピンズ』 |
製作 |
ロブ・マーシャル ジョン・デルーカ マーク・プラット |
製作総指揮 | カラム・マクドゥガル |
出演者 |
エミリー・ブラント リン=マニュエル・ミランダ ベン・ウィショー エミリー・モーティマー ジュリー・ウォルターズ ディック・ヴァン・ダイク アンジェラ・ランズベリー コリン・ファース メリル・ストリープ |
音楽 | マーク・シャイマン |
主題歌 | 平原綾香「幸せのありか」(日本版エンドソング)[1][2] |
撮影 | ディオン・ビーブ |
編集 | ワイアット・スミス |
製作会社 |
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ ルカマー・プロダクションズ マーク・プラット・プロダクションズ |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 |
2018年12月19日 2019年2月1日 |
上映時間 | 130分[3] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $130,000,000[4] |
興行収入 |
$318,604,010[4] $165,004,010[4] 11.8億円[5] |
前作 | メリー・ポピンズ |
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
前作から25年後の大恐慌時代のロンドン。ジェーン(エミリー・モーティマー)とマイケル(ベン・ウィショー)は大人になり、マイケルは3人の子供、ジョン(ナサナエル・サレー)、アナベル(ピクシー・デイヴィーズ)、ジョージー(ジョエル・ドーソン)の父親となっていた。突如訪れた大きな悲劇に一家は以前のような明るさを失ってしまう。彼らに人生の歓びを取り戻させるため、再びメリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)がやってくる。
2015年9月14日、ディズニーが『メリー・ポピンズ』の20年後を舞台にした新作を制作中と報じられ、原作の残りの7作を基にした物語が描かれるとされた。ロブ・マーシャルが監督を、マーシャル、ジョン・デルーカ、マーク・プラットが製作を務め[10]、デヴィッド・マギーが脚本を担当[11]。2016年2月18日にメリーポピンズ役にエミリー・ブラント[12]、2016年2月24日にジャック(点灯夫で前作のバートの見習い)役にリン=マニュエル・ミランダへのキャスティングが報じられた[13]。
2016年4月、ディズニーは映画の制作とブラントとミランダが主役であることを正式に発表し[14]、5月にはタイトルを『Mary Poppins Returns』と発表[15]。2016年7月までに、いとこのトプシー役としてメリル・ストリープへの交渉に入り[16]、前作から大人になったマイケル・バンクス役としてベン・ウィショーと交渉中であることが明らかになった[17]。9月には、ストリープのキャスティングが確定[18]。翌月、大人になったジェーン・バンクス役にエミリー・モーティマーがキャスティングされ[19]、さらにウィリアム・ウェザーオール・ウィルキンス(フィデリティ信託銀行の社長)役としてコリン・ファースが参加[20]。2017年2月にはバルーン・レディ役にアンジェラ・ランズベリーのキャスティングが発表された[21]。
オリジナル版でメリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースへのカメオ出演も交渉されていたが、彼女は「エミリーのショーになってほしい」とオファーを断った[22]。また、オリジナル版でバート及びミスター・ドース・シニアを演じたディック・ヴァン・ダイクは、ドース・シニアの息子ドース・ジュニアとしてカメオ出演している[23](オリジナル版でドース・ジュニアを演じたアーサー・マレットは2013年に他界している)。
主要撮影は2017年2月10日にイングランドのサリー州のシェパートン・スタジオで行われ[24]、同年7月に終了した[25]。
『メリー・ポピンズ リターンズ』のサウンドトラックは全米で2018年12月7日に発売された。作曲はマーク・シャイマン、作詞はスコット・ウィットマンとマーク・シャイマン。前作『メリー・ポピンズ』で音楽を担当したリチャード・シャーマンは音楽コンサルタントとして製作をバックアップした。
『メリー・ポピンズ リターンズ』のさらなる続編の製作の可能性について、本作で監督を務めたロブ・マーシャルは計画自体はまだ初期段階にあるものの、P.L.トラバースの原作が8冊にも及ぶ大作であり、他にも映画化へ持ち込めるストーリーが監督自身の頭の中に浮かんでいることを明かし、『スター・ウォーズ』や『007』のようにシリーズとして続編の映画化もあり得ると語った[27]。
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