ピストジャム(本名:野 寛志〈の かんし〉、1978年9月10日 - )は、日本のお笑い芸人。吉本興業所属。
1978年、京都府木津川市生まれ[1]。大阪星光学院中学校・高等学校を卒業後、慶應義塾大学法学部政治学科に入学。
2001年春、大学の同級生であるこがけん(現在は「おいでやすこが」として活動)を誘って吉本興業の養成所 東京NSCに7期生として入学。NSC在籍時より、「マスターピース」というコンビ名で活動。
2002年春にNSCを卒業したが、同年8月にマスターピースを解散。
2008年5月1日、「ワンドロップ」として、こがけんとコンビを再結成。きっかけは共通の友人の結婚式で司会をしたことだった。その後、ワンドロップは2012年6月末に解散。
2022年10月27日、数々のバイト経験で得た笑える話を綴った「こんなにバイトして芸人つづけなあかんか」を新潮社より上梓。ネットメディア「FANY Magazine」で「シモキタブラボー!」を連載。同じくネットメディア「下北沢経済新聞」で「シモキタ歴24年のカレー激ハマリ芸人ピストジャムが愛してやまないカレー10選」を連載。アイドルのイベントMCなどでも活躍している[2]。かまぼこ板アート芸人、カレー激ハマリ芸人、自転車芸人としても活動している。ピースの又吉直樹が立ち上げた第一芸人文芸部の部員。
- 偏差値70を超える中学に入学したが、中高時代の記憶はほとんどない、中高時代の誰とも連絡をとっておらず、中高時代の友人はひとりもいない。
- 20歳から下北沢にずっと住んでいる[3]。
- 44歳になるまでに、50種以上のバイトをしてきた。
- 両親からホテルに呼ばれて、12時間にわたり 芸人をやめて就職するように説得された。その際に母親に言われた「そんなにバイトして芸人つづけなあかんか」が初エッセイのタイトルの元になっている[4]。
- 自分の頭の中にいるピストジャムワールドの住人をイラスト化し、ステッカーを作成している。このステッカーがきっかけで、アイドルグループQUEENSのアニバーサリーグッズのイラストを制作した。
- 中京テレビ「#しゃにむにロック」のロケでアイドルに「がんばって」と声をかけ、見守るバイトをしていた。
- ピザハット、ナポリの窯、ピザーラ、3社のピザ配達のバイトを同時期に掛け持ちしていたことがある[5]。
- 現在は都内で弁当の調理・配達のアルバイトをしている[6]。
- 交通費をもらえば全国どこにでも黒板アートを描きに行く活動をしている[7]。
- ピストバイクという自転車が好きで、ずっと乗っている。好きすぎて芸名にも使用しているほど。
- 第71回モダンアート展入選
- 第47回近代日本美術協会展入選
- 下北沢カレーアンバサダー[8]
- 神田カレーマイスター
- かしわカレーマイスター
- 『こんなにバイトして芸人つづけなあかんか』(新潮社、2022年10月)[9]
- 吉本興業110周年記念に吉本興業東京本社ロビーに黒板アート「吉祥 〜宵の宴」を制作(2022年)[10]
- 静岡・熱海「ATAMI ART GRANT 2022」に「雷の舞」を出展(2022年)[6]
- 朝霞市役所正面玄関に黒板アート「共鳴せしヒストリー」を制作(2022年)[11]
- LaughOut渋谷 正面玄関、DJブースにウィンドウアート「LaughOut」、「カチナ 精霊たち」を制作(2022年)
- 下北沢駅直結の商業施設・シモキタエキウエに黒板アート「シモキタブラボー!」を制作(2022年)[12]
- 渋谷PARCO ComMunEの扉にアート「紋様〜折々」を制作(2022年)
- 狛江第一小学校創立150周年記念に黒板アート「登竜門」を制作(2022年)[13]
- 吉本興業110周年記念に吉本興業東京本社ロビーに黒板アート「祝福のカンパネラ」を制作(2022年)
- 金沢市の放課後等デイサービスKEY'S 5thの壁にウォールアートを制作(2022年)
- 京成電鉄本線の旧博物館動物園駅内にウィンドウアート「びいどろ 〜杜の住人」を制作(2023年)
- 「やんばるアートフェスティバル」にて「合体式かまぼこ板アート制作」のワークショップ開催(2023年2月、4月)
- 「やんばるアートフェスティバル」にて黒板アート「やんばるからーふぁんきーまっぷ」を制作(2023年)
- 初個展「極彩奇天烈板絵図〜アトリエピストジャム」[14](2023年3月2日~12日)を代官山モンキーギャラリーにて開催[15]
- 個展「極彩奇天烈板絵図〜アトリエピストジャム〜」にて黒板アート「龍神水紋板絵図」を制作(2023年)
- 花のれんタリーズコーヒーなんばグランド花月店に「櫻宴(SAKURA UTAGE)」を展示(2023年3月)
- タリーズコーヒー下北沢店に「極彩奇天烈板絵図シモキタムーブ」を展示(2023年8月)
- 「ICHINOMIYA SURFING FESTIVAL」に「浪駆萬来華表絵図(なみがけばんらいかひょうえず)」を出展(2023年)
- 自転車ウェブサービスFRAMEのオフライン拠点「FRAME clubhouse 尾根幹」の看板と矢野口交差点の看板広告を制作
- ロックバンドTHE だいじょぶズの1st EP「ゲンシ・ノ・テンシ」のジャケットデザインを制作
- ラフォーレ原宿「愛と狂気のマーケット」に「極彩奇天烈板絵図ショップ」を出店[16](2023年)
- 吉本興業東京本社ロビーに「焔雷龍虎絵図(えんらいりゅうこえず)」を制作(2023年)
- 吉本興業東京本社ロビーに「光彩万雷戯画(こうさいばんらいぎが)」を制作(2023年)
- 吉本興業東京本社ロビーに「瑞兆招来頭殿板絵図 (ずいちょうしょうらいずでんいたえず)」を制作(2024年)
- 「CUBE A2A JAPAN CONPETITION 2024」に参加(2024年10月31日-2024年11月10日)[17]
- 吉本興業東京本社ロビーに「錦文様板絵図〜NIPPON」 を制作(2024年)
“黒板アート”. Twitter. 2023年1月6日閲覧。