ターシャ・アレクサンダー
ウィキペディアから
ウィキペディアから
ターシャ・アレクサンダー(Tasha Alexander、1969年12月1日 - )は、アメリカ合衆国の推理作家[1]。主な執筆ジャンルは歴史ミステリで、『ニューヨーク・タイムズ』でベストセラーリストに入った作品もある。
ターシャ・アレクサンダー Tasha Alexander | |
---|---|
誕生 |
1969年12月1日(54歳) インディアナ州サウスベンド |
職業 | 作家 |
言語 | 英語 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
最終学歴 | ノートルダム大学 |
活動期間 | 2005年 - |
ジャンル | 歴史ミステリ |
代表作 | レディ・エミリーの事件帖シリーズ |
配偶者 | アンドリュー・グラント |
公式サイト |
www |
ウィキポータル 文学 |
両親ともに哲学の教授で、幼いころから読書を薦められて育った。ノートルダム大学で中世の研究をし英語の学位を取得。
2002年、コネチカット州ニューヘイブンに住んでいた時に、ドロシー・L・セイヤーズの『学寮祭の夜』(原題:Gaudy Night )にインスパイアされて処女作の執筆を始める[2]。2005年、ウィリアム・モロー社から「レディ・エミリーの事件帖」シリーズの第1作となる『折れたアポロ像の鼻』(原題:And Only to Deceive )を上梓。テネシー州フランクリンへ越し、地元のスターバックスで第2作の執筆作業をした。その後さらに引っ越したシカゴでイギリスの作家アンドリュー・グラントと結婚、グラントはベストセラー作家リー・チャイルドの弟である[3]。
2007年、ミナトー・ブックスに引き抜かれ[4]、よく調べられた正確な歴史の描写などを高く評価され[5][6][7]、同社の歴史ミステリ系ではトップの作家となった。作品は10か国語以上に翻訳され、ブルース・アレクサンダー賞やレビュアーズ・チョイス・アワード(読者賞)などにノミネートされた[8]。
1890年代のヨーロッパを舞台に、結婚してすぐに夫を亡くした若き貴婦人エミリーが様々な事件を解決する。
# | 邦題 | 原題 | 刊行年 | 刊行年月 | 訳者 | 出版社 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 折れたアポロ像の鼻 | And Only to Deceive | 2005年 | 2016年1月 | さとう史緒 | ハーパーコリンズ・ジャパン 〈ハーパーBOOKS〉 |
2 | 盗まれた王妃の宝石 | A Poisoned Season | 2007年 | 2016年9月 | ||
3 | A Fatal Waltz | 2008年 | ||||
4 | Tears of Pearl | 2009年 | ||||
5 | Dangerous to Know | 2010年 | ||||
6 | A Crimson Warning | 2011年 | ||||
7 | Death in the Floating City | 2012年 | ||||
8 | Behind the Shattered Glass | 2013年 | ||||
9 | The Counterfeit Heiress | 2014年 | ||||
10 | The Adventuress: A Lady Emily Mystery | 2015年 | ||||
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.