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ターゲスシャウ(ドイツ語: tagesschau)は、北ドイツ放送(Norddeutscher Rundfunk)が制作し、ARD(ドイツ公共放送連盟)の加盟局で放送されているドイツの国民的ニュース番組である。
この番組の本編はDas Ersteで毎日20:00(CET,CEST)から放送されるほか、日中時間帯や夜間に短いスポットニュース版が放送される。また、西部ドイツ放送(Westdeutscher Rundfunk)が制作する朝の情報番組"ARD-morgenmagazin"内でも適宜放送される。本編は北ドイツ放送、ベルリン=ブランデンブルク放送、南西ドイツ放送、西部ドイツ放送、ヘッセン放送、3sat、Pheonix、EinsPlus、ARD-alphaを含むARDの加盟局・提携ネットワークでも同時放送されている。また、ニュース専門チャンネルであるtagesschau24では24時間放送されている。
Tagesschauを直訳すると「1日のショー」、意訳すると「きょうの出来事」[2]で、かつてドイツで制作された週刊ニュース映画である"Wochenschau"をもじったもので、ドイツで最古かつ最も視聴されているニュース番組である。
1952年12月26日に北ドイツ放送の前身である北西ドイツ放送で放送を開始した。当初は週3回の放送であったが1956年から月曜日から土曜日、1961年から日曜日の放送も開始した。夜8時からの放送は視聴率33%、最大1000万人の視聴者がいるとされている。ハンブルクにある北ドイツ放送のスタジオからARDのニュース部門である"ARD-aktuell"の制作で放送されている。20時からの放送は15分間、それ以外の時間帯にも1日を通じて5分程度の放送がある。20時からの放送が終了する20時15分がドイツにおけるテレビの「プライムタイム」の開始時刻となっている。1990年代後半に民間放送局のSat.1がプライムタイムとして20時からの番組の放送を試みたが成功せず、わずか数週間で中止している。
1978年から遅版の番組名が「ターゲステーメン」(「tagesthemen」、「きょうのテーマ」の意)に改題され1日のニュースを掘り下げ分析、解説する30分の番組となった。この番組は毎晩22時15分から放送されている。0時30分頃から深夜版である「ナヒトマガジン」(「Nachtmagazin」、「ナイトマガジン」の意)も放送されている。日曜日のランチタイムには1週間のニュースを振り返る「ブォヘンシュピーゲル」(「Wochenspiegel」)がターゲスシャウの制作スタッフによって放送されていたが改編に伴い2014年8月24日をもって終了した。
この番組のトレードマークは20時の時報とそれに続くClaudia Urbschat-Minguesの声(2014年4月から)[3]による"Hier ist das Erste Deutsche Fernsehen mit der Tagesschau"(第1ドイツテレビのターゲスシャウです)である。オープニングテーマ曲はアレンジの変更が何回か行われている(直近の変更は2014年で、ハンス・ジマーが編曲したものを使用している)ものの、1956年から変わっていない。
2010年12月31日に20000回目の放送、2012年12月26日に放送60周年を迎えた。
(アルファベット順)
日本では現地土曜20時放送分がNHK BS1で毎週日曜日に8時台のワールドニュース内で放送されていた[2]が、2019年4月以降、ワールドニュースの放送時間削減により日曜の放送を廃止したため、3月31日放送分が最後の放送になっていた。
6月12日放送分以降、何らかの事情で第2ドイツテレビ(ZDF)の「ホイテ」が放送できない(「ホイテ」がスポーツ中継で休止の場合など)場合や、ニュースの速報性が重視される場合、代わりにターゲスシャウを放送することがある。
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