くまだ まさし(1973年〈昭和48年〉7月26日 - )は、日本のお笑い芸人である。本名、熊田 雅志(読み同じ)。
東京都荒川区東日暮里[1]出身。吉本興業東京本社(東京吉本)所属。荒川区立第八中学校、関東第一高等学校卒業[1]。既婚。
- 小道具を使ってすごそうな技を披露しようとするが、大抵はそうでなかったりマジックに近いネタ(カツラが頭に乗る、パンツからクラッカーが出るなど)を披露する。
- ネタを始める際に「フォ〜」と言いながら舞台上に現れ、『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ)の「テレフォンショッキング」のゲスト登場時のBGMを歌いながら、瞬きをしてサングラスを上下に動かす。
- ネタの前に「○○(学芸会、宴会など)の時間がやってまいりました」、「今日は外れではなく大外れ」などと言ってからネタを始め、ネタ後に「どうだい〜みんな」と客席を指差しながら「下らないだろ?」、「帰りてえだろ?」などと自分のネタの下らなさを自虐的に言う事が多い。
- お笑いユニット「キュートン」の一員としても活動しているが、2022年のあらびき団にてピン芸人の活動に専念するためメンバーとしての活動を休止することを発表した[6]。
- なお2023年、同ユニットが出演した日清食品「日清カレーメシ」のCMには出演している。
- 大西ライオンと「くまライオン」というユニットも組んでいる。
- いじめの被害に遭いやすく、中学時代はバレー部の先輩から暴力や金を取られるなど毎日凄まじいイジメにあっていた。その後、くまだが親や先生に言った事で全ての人が動き、先輩全員が謝りに来て次の日から学校に行くことができたという。すぐに気持ちが切り替えられたわけではなく「初めは学校も行きづらかった」としたが「毎日先輩は僕に『ごめんな』と謝っていました。数日で普通に戻れました」と、いじめた側も反省していたことで、スムーズに学校に復帰できたことを明かした[7]。
- しかし、上記のいじめを機にアマチュアレスリングに転向している[8]。
- ハゲを隠すためにスキンヘッドにしている。
- 使用する小道具は製作を依頼しておらず、奥さんと共に仲良く作っており、小道具の事を指摘された際に引き合いにだすことがある。
- レイザーラモンHG(レイザーラモン)がブレイクした際、「フォ〜」がパクリだと言われた事もあったが、2人で真剣な話し合いをした結果「2人のものとして大切にしていこう」という結論に至ったという。故にお互いの持ちネタとして揉めてはおらず、競作という形を取っている。また、『笑いの金メダル』(毎日放送)ではコラボネタも行ったことがある。
- 俳優の谷原章介とは芸人になる前から親交がある。
- 俳優の的場浩司が、好きな芸人はくまだであると公言している。
- 紺野ぶるまはくまだに憧れてお笑い芸人になった[9]。
- 芸人のかたわらトラック運転手のアルバイトをして1,000万円を貯め、マンションを購入した。トラックの積荷はゴマで、本人曰く東京中の全てのゴマを運んでいた[1]。
- 2011年7月3日に放送された『美女アスリート総出演 炎の体育会TV2011』(TBSテレビ)では、前述の元アマレス東京地区優勝経験者(階級不明)の実績を買われて「レスリング」の部門に男性芸人軍団の大将として参戦。女子59kg級世界チャンピオンの山本聖子と対戦してフォール負けを喫したが、経験に裏打ちされた技術を駆使して現役選手と渡り合うという普段の芸風とはかけ離れた雄姿を披露した。対戦後、山本聖子を「(性別や体重差をものともしない力量は)化け物ですね。」と評した。
- 芸人仲間のことを○○先生と呼んでいる。
- 後輩は営業などですべったところを一度も見たことがないという。
- 映画『プリティ・ウーマン』の熱狂的なファンであり、20歳のときに初めて観てから、500〜600回観ている。同じ映画を繰り返し観続ける習慣があり、『アポロ13』『ボディガード』も300〜400回観ている[10]。しかし、DVDなどは所持しておらず自宅近所のTSUTAYAでレンタルをしていた。
爆笑レッドカーペット
- 『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)では、ネタの前に「中笑いの時間がやってまいりました」と番組内の評価を自虐ネタにしたり、1回目で「宴会の時間が〜」と言った際は2回目で「2次会の時間がやってまいりました」と言う事がある。
- 2007年7月31日に放送された爆笑レッドカーペット第3弾では、最後のオチで娘が生まれたと自ら発表した。
- 2007年9月11日に放送された爆笑レッドカーペット第4弾では、ハイキングウォーキングとともに「ビックリイリュージョンショー」と評したコラボネタを披露し(いつも成功するくまだのネタ時と異なり失敗している)、レッドカーペット賞にも選ばれている(濱田マリが選出)。
- また、ハイキングウォーキングとコラボの時は、ブルマパーティーというユニット名になる(ハイキングウォーキング鈴木との格好の共通点から)。キャッチコピーは「元祖コラボカーペット」。
“荒川の人”. ACC荒川区芸術文化振興財団. 2023年9月3日閲覧。