飯島敏宏

日本の演出家、プロデューサー、脚本家 (1932-2021) ウィキペディアから

飯島 敏宏(いいじま としひろ、1932年9月3日[1] - 2021年10月17日)は、日本演出家テレビプロデューサー脚本家

概要 いいじま としひろ 飯島 敏宏, 別名義 ...
いいじま としひろ
飯島 敏宏
別名義 持統院丈太郎、千束北男
生年月日 (1932-09-03) 1932年9月3日
没年月日 (2021-10-17) 2021年10月17日(89歳没)
出生地 日本 東京市本郷区
職業 映画監督、脚本家
ジャンル 特撮
活動期間 1957年 - 2021年
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東京市本郷区(現:東京都文京区)出身[2][3]TBS、株式会社ドリマックス・テレビジョン(旧:株式会社木下恵介プロダクション、株式会社木下プロダクション)を経て、フリーであった。

来歴

人物

  • 夫人は女優の矢代京子(新東宝第5期、『月曜日の男』に出演)[8]
  • 脚本家としてのペンネームは千束 北男(せんぞく きたお)[出典 6]。新婚当時、大田区北千束に居を構えていたことからそれをもじって「北千束の夫」という意味合いで付けられた「千束北夫」を、台本の印刷時に「北男」としてしまったことが由来とされる[2]
  • ウルトラマン』の代表キャラクターであるバルタン星人が登場した第2話「侵略者を撃て」と、第16話「科特隊宇宙へ」の監督と脚本を担当しており、バルタン星人の生みの親と称される[2][4]。バルタン星人の登場作品としては映画『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』や『ウルトラマンマックス』第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」と第34話「ようこそ! 地球へ 後編 さらば!バルタン星人」なども担当しており、1993年には制作中止となった『ウルトラマン バルタン星人大逆襲』の脚本も執筆した[2]。飯島はバルタン星人を「今よりも科学や経済が発達した人類の未来の姿を映した反面教師」と位置づけており、悪役として描かれた後発のバルタン星人については認めていないと発言している[2][4]

主な担当作品

TBS演出部時代

TBS映画部時代

木下恵介プロ→木下プロ→ドリマックス時代

映画

ラジオ

オリジナルビデオ

  • 2003年『ウルトラの揺り籠』企画・構成・監督

飯島敏宏(に該当する役)を演じた俳優

テレビドラマ

著書・回想、関連図書

池田憲章河崎実による回想インタビューと、実相寺昭雄との対談を収録。円谷プロダクション監修。
白石雅彦による同氏の評伝と、飯島敏宏(千束北男)の小説、シナリオで構成されている。
  • 「ウルトラマン誕生大作戦」『日本経済新聞』朝刊文化欄(2016年2月19日)
  • 『バルタン星人を知っていますか?~テレビの青春、駆け出し日記~』(小学館、2017年)
  • 『ギブミー・チョコレート』(角川書店、2019年08月30日)ISBN 978-4-041-08204-1
「少国民」と呼ばれた子どもたちが見た戦争のリアルを描く、著者87才という年齢で書き上げた渾身の自伝的物語。

脚注

参考文献

関連項目

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