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日本の漫画家 ウィキペディアから
商業誌デビュー作は、『魔動王グランゾート』のパロディショート作品「3月うさぎは恋してる」[1]。現在は一般誌を中心とした活動をしているが、2000年頃まではショタ・BLモノ中心での活動であった。『辣韮の皮〜萌えろ!杜の宮高校漫画研究部〜』や『ビジュアル探偵明智クン』のようなギャグを中心とした作品、『WAKIWAKIタダシさん』『ミス&ミセス』などのほのぼのとした作品、『お菓子な片思い』のシリアスな描写など掲載誌によって書き分ける幅広い作風を持つ。また絵柄の幅がかなり広く、『お菓子な片思い』では少女漫画風の絵柄、『パンクかあさんとロリータむすめ』では切り絵風、『ミス&ミセス』では高野文子を彷彿させるような描画をしている。本人ブログによると話の内容に合うような絵柄にする為に作品によって画風を変更するなど工夫をしているとの事。
『ミス&ミセス』が平成18年度文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品となる。また2007年放送のアニメ、『大江戸ロケット』のキャラクターデザインチームの一員でもある。また『シルバー仮面』のリメイク版映画である『シルバー假面』にエキストラとして出演もしている[2]。
自身を漫画内やコミックス折り返しにキャラクターとして登場させる際には、「キネコ=黄猫」という洒落で、黄色い髪の猫耳頭を持つ3頭身の女性マスコットとして描く。3頭身のネコ繋がりで、『ドラえもん』風に腹部にポケットを着けた黄色い身体で描くことも多い。自称として「キネコ」をロシア風にもじった「キネコフ」を名乗ることもある。
代表作『辣韮の皮〜萌えろ!杜の宮高校漫画研究部〜』は、2003年にドラマCD化されている(3巻初回版に付属)。この作品の単行本折り返しには、毎回コスプレをした状態の著者近影が掲載されている。女性漫画家で作者本人の肖像写真を一般に公開しているのは、比較的珍しい例である。
同業者のふくやまけいこ、桑田乃梨子、高生浩子、白井幸子とは同じアパートに住んでいたことがあり交流が深い。『辣韮の皮』の単行本化の際は同作品中のキャラ「八乙女泉」の作品、と称したふくやまけいこのゲスト寄稿が度々登場している。
2018年に整理収納アドバイザー一級を取得[3]。
リンク先のある作品についてはリンク先を参照。
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