Loading AI tools
那覇市の組織が入る施設 ウィキペディアから
那覇市役所(なはしやくしょ)は、日本の地方公共団体である那覇市の組織が入る施設(役所)である。
戦後、那覇市は米軍の管理下に置かれ、住民の立ち入りは禁止されていた。その後、1945年11月に那覇市壷屋地区の窯業関係者たちが立ち入りを許可され、約100人の職人が入市。この際に、壷屋のある民家に事務所が設置された。これが戦後の初めての那覇市役所庁舎である。 その後、現在の国際通りが商業地として発達していく事に対して、市役所庁舎も国際通り付近である現在の牧志公設市場敷地に移転。さらに当時の開南小学校敷地内、旧グランドオリオンホテル敷地内、天妃小学校敷地内と幾度が移転を行っており、最終的に現在地に県内初の大型施設として建設されることになった。宮平建築設計事務所が設計にあたり、1964年2月28日に設計完了した。当時の沖縄において最も高い建物として設計され、前庭に噴水や緑地帯を配置する当時としては新しい試みがなされている。建物本体は善太郎組、電気工事は金城電気、水道工事は永山組が担当した。同年5月27日に地鎮祭が行われ、15か月の工期で完成、1965年に移転した[3]。
1980年代後半からは、本庁舎の老朽化や耐震不足が問題になった為、移転計画が持ち上がり、那覇新都心に新庁舎建設用の土地を購入し、移転が行われる予定であった。しかし、財政的な問題から頓挫し、建設予定地が売却され、現在地において建て替え計画が進められることとなった。
2009年9月18日の業務をもって本庁舎を閉庁し、連休中に移転作業を行い、同年9月24日から上之屋に建設したプレハブ3棟から構成される仮庁舎に移転し業務を開始。仮庁舎移転後、旧庁舎は建て替えに入り、2009年度末(2010年3月まで)に取り壊し完了。
新庁舎の起工式は2010年7月8日(なはの日)に行われ、2012年12月18日に完成・引き渡し、同年12月22日に新庁舎落成式が行われた。新庁舎は地上12階、地下2階建てで、仮庁舎のほか、教育委員会、銘苅庁舎の部局も移転し、総合庁舎としての役割となる。新庁舎の完成に伴い、仮庁舎は同年12月28日で業務を終え、年末年始閉庁の期間を利用し移転作業を行い、2013年1月4日から新庁舎での業務を開始した(移転作業の関係上、教育委員会は1月7日、銘苅庁舎にあった部局は1月15日から新庁舎での業務を開始した)。
路線バス
ゆいレール(沖縄都市モノレール線)
(2023年度に同地にて新庁舎建替えが行われた。)
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.