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群馬県と埼玉県の道路 ウィキペディアから
群馬県道・埼玉県道71号高崎神流秩父線(ぐんまけんどう・さいたまけんどう71ごう たかさきかんなちちぶせん) は、群馬県高崎市から多野郡神流町を経て、埼玉県秩父市を結ぶ県道(主要地方道)である。群馬県内で2箇所の未供用区間がある。
起点を群馬県高崎市、終点を埼玉県秩父市、重要な経過地を群馬県多野郡吉井町[注釈 1]・万場町[注釈 2]とする、群馬県と埼玉県より認定を受けた県道の路線である[1]。高崎市内は2つの経路があり、一方の旧道は高崎市中心部の西端、国道17号聖石橋交差点を起点として聖石橋で烏川を渡り、もう一方の新道は、高崎駅東口の南方、群馬県道12号前橋高崎線がJR高崎線を陸橋で渡り終えた先の新後閑(しごか)町交差点に端を発し、間も無く上越新幹線高架下を通り、立体交差となる国道17号城南大橋交差点を経て城南大橋で烏川を渡る。この2つが寺尾町北交差点で合流し、群馬県道30号寺尾藤岡線と分岐した後、中山峠を越え高崎市吉井町に入る。
鏑川(かぶらがわ)に架かる多胡橋を渡り、旧吉井町の中心街に入り上信電鉄を越え川内交差点で国道254号につき当たると、わずかの区間を重複し同市吉井町吉井の駅入口交差点で分かれ南下、同市吉井町東谷大判地から県道の指定が途絶え、車両の通行はできない。ここから山を越えた藤岡市上日野の馬渡戸から再び県道71号の指定がなされており、ここを起点とする群馬県道175号上日野藤岡線とは反対の西へと向かい、2.5 kmほど先、藤岡市上日野の小柏で群馬県道177号会場鬼石線と分かれ、道は南の投石峠へと向かうがここで再び県道の指定が途絶えており、道路は舗装もされておらず一般車両の通行は極めて困難である。
西御荷鉾(にしみかぼ)山の尾根、御荷鉾スーパー林道沿いの投石峠から県道への指定が復活し、多野郡神流町を南西へと下り、旧・万場町中心街で、国道462号に突き当たる。東へ1kmほど国道と重複した後、南へと分かれ、神流川を渡ると山道を南東の土坂峠へと向かう。群馬・埼玉県境にあるこの峠は隧道となっており、抜けると埼玉県秩父市である。ここからは埼玉県道となる。
埼玉県に入ってからも序盤は急カーブ連続の狭い山道がある。秩父郡皆野町、小鹿野町に挟まれた区間を通り埼玉県道37号皆野両神荒川線と合流し終点となる。
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