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『第三の影武者』(だいさんのかげむしゃ)は、1963年4月21日に大映が配給した、井上梅次監督[1][2]、市川雷蔵主演の時代劇映画で、市川が一人二役を演じた[3][4]。
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戦国時代、飛騨の百姓である二宮香之助は、侍への憧れを抱いていた。そんな二宮のもとに、池本氏の家臣である篠村左平太がやって来て、その領主の3番目の影武者として登用されることになる。
合戦中の流れ矢が池本の眼に当たり、池本が片目を失うと、影武者もまた片目を無くすことを求められる。一人は逃走を企て処刑され、二宮ともう一人は目を潰される。そんなある日、同盟関係にあった高堂城から広瀬氏が奇襲をかけてきた。もう一人の影武者は討ち死に、二宮は池本を連れて桜洞城の三木氏を頼って逃れるさなか、右腕を無くした池本に生きていられると、影武者の自らも右腕を切らなくてはならなくなると考え、池本を亡き者にする。池本を殺害した二宮は、何事もなかったかのように領主の座に座るが、三木定光に見破られ、幽閉されてしまう。
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