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大阪のまちをひとつの大きなミュージアムと捉え、そこに存在する「生きた建築」を通して大阪の新しい魅力を創造・発信する、大阪市による取組み ウィキペディアから
生きた建築ミュージアム(いきたけんちくミュージアム)は、大阪のまちをひとつの大きなミュージアムと捉え、そこに存在する「生きた建築」を通して大阪の新しい魅力を創造・発信する、大阪市による取組みである。
大阪には近代建築やモダニズム建築が数多く建築され現在も活用されているため、大阪のまち全体を建築の博物館とみなした「生きた建築ミュージアム」とする取り組みである。
大阪市は、平成25年度(2013年度)に28件、平成26年度(2014年度)に22件、全50件の「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」を選定した。平成25~27年度(2013~2015年度)の3年間に大阪セレクションを対象に、その魅力の一層の向上に必要な再生工事に係る費用の一部補助を時限措置として実施した。
また、毎年度秋に建築一斉公開イベント「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」(イケフェス大阪)が実施されている。
2014年(平成26年)度に大阪市生きた建築ミュージアム推進有識者会議の意見を参考にしながら50件が選定された[1]。有識者には、嘉名光市、倉方俊輔、髙岡伸一、橋爪紳也らが名を連ねた。
2023年(令和5年)5月9日に第2期として47件が選定された[2]。
生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(いきたけんちくミュージアムフェスティバルおおさか)は、日本最大の建築一斉公開イベントである。略称はイケフェス、英称はOpen House Osaka(オープンハウスオオサカ)。
平成25年度(2013年度)の実証実験を経て、平成26年度(2014年度)より本格開催し、平成28年度(2016年度)からは「生きた建築ミュージアム大阪実行委員会」が主催で実施されている。
2019年には、建築公開イベントの国際的なネットワーク「オープンハウスワールドワイド(Open House Worldwide)」への加盟が承認され、イケフェス大阪2019より、英語名称が「Open House Osaka」となった[3]。
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