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韓国・慶尚南道の市 ウィキペディアから
昌原市(チャンウォンし)は、大韓民国慶尚南道の道庁所在地。大韓民国の地方自治法第198条に基づいて特例が適用される特例市。
1970年代に韓国最初の計画都市として、オーストラリアのキャンベラをモデルに建設された都市で、2010年に軍港都市である鎮海、港湾都市である馬山が市域に編入された。
韓国プロ野球のNCダイノス、韓国バスケットボールリーグの昌原LGセイカーズとサッカー・Kリーグの慶南FCの本拠地である。
昌原市の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 18.0 (64.4) |
21.6 (70.9) |
23.9 (75) |
30.0 (86) |
33.6 (92.5) |
34.7 (94.5) |
39.0 (102.2) |
38.5 (101.3) |
35.4 (95.7) |
30.5 (86.9) |
24.8 (76.6) |
20.9 (69.6) |
39.0 (102.2) |
平均最高気温 °C (°F) | 7.1 (44.8) |
9.4 (48.9) |
13.8 (56.8) |
19.1 (66.4) |
23.7 (74.7) |
26.1 (79) |
29.0 (84.2) |
30.4 (86.7) |
26.9 (80.4) |
22.2 (72) |
15.6 (60.1) |
9.2 (48.6) |
19.4 (66.9) |
日平均気温 °C (°F) | 2.6 (36.7) |
4.6 (40.3) |
8.7 (47.7) |
13.8 (56.8) |
18.5 (65.3) |
21.8 (71.2) |
25.3 (77.5) |
26.5 (79.7) |
22.6 (72.7) |
17.3 (63.1) |
10.9 (51.6) |
4.6 (40.3) |
14.8 (58.6) |
平均最低気温 °C (°F) | −1.2 (29.8) |
0.3 (32.5) |
4.4 (39.9) |
9.4 (48.9) |
14.2 (57.6) |
18.5 (65.3) |
22.6 (72.7) |
23.6 (74.5) |
19.3 (66.7) |
13.3 (55.9) |
6.8 (44.2) |
0.6 (33.1) |
11.0 (51.8) |
最低気温記録 °C (°F) | −14.0 (6.8) |
−11.3 (11.7) |
−5.8 (21.6) |
0.0 (32) |
6.8 (44.2) |
10.9 (51.6) |
15.9 (60.6) |
17.9 (64.2) |
10.9 (51.6) |
2.7 (36.9) |
−3.2 (26.2) |
−10.3 (13.5) |
−14.0 (6.8) |
降水量 mm (inch) | 29.6 (1.165) |
48.0 (1.89) |
78.5 (3.091) |
133.8 (5.268) |
146.4 (5.764) |
190.7 (7.508) |
304.5 (11.988) |
238.8 (9.402) |
172.9 (6.807) |
72.3 (2.846) |
47.9 (1.886) |
27.7 (1.091) |
1,534.1 (60.398) |
平均降水日数 (≥0.1 mm) | 4.5 | 4.7 | 7.5 | 8.7 | 9.2 | 10.1 | 14.2 | 12.5 | 9.2 | 4.7 | 5.5 | 4.5 | 95.3 |
平均降雪日数 | 2.0 | 1.5 | 0.6 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 1.4 | 5.6 |
% 湿度 | 47.6 | 49.1 | 54.8 | 59.3 | 65.7 | 74.6 | 81.0 | 77.1 | 71.4 | 62.5 | 57.2 | 50.3 | 62.6 |
平均月間日照時間 | 189.2 | 188.9 | 205.2 | 212.3 | 223.1 | 170.5 | 145.0 | 174.2 | 163.7 | 207.9 | 183.3 | 186.9 | 2,250.2 |
出典:韓国気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1985年-現在)[2][3] |
古代の弁韓地域に属し、統一新羅時代に義安郡、高麗時代に義安県が設置された。朝鮮王朝時代の1408年、昌原都護府が設置されて昌原の地名が始まった。当時の行政の中心は現在の昌原市義昌洞に置かれていた。
近代以降、開港地となった馬山府に昌原郡の行政の中心が移り、また昌原郡沿岸部には新たに軍港都市として鎮海が建設された。1955年に鎮海が昌原郡から分離し、鎮海市となった。
一方、王朝時代の中心部であった旧昌原邑城付近は郊外となり、発展から取り残された。
1973年7月、昌原面・熊南面・上南面などは隣接する馬山市に編入される。1974年4月に「産業基地開発区域」に指定され、大規模な機械工業基地の建設が進められる。1979年、昌原新都市設計が決定され、オーストラリアのキャンベラをモデルとする都市計画が始まり、1980年には昌原市に昇格した。
1983年には慶尚南道庁が釜山広域市から移転してきたのをはじめ、1990年代からは慶尚南道を管轄する行政機関が相次いで移転・開設されている。
1995年には昌原郡の一部を編入し、都農複合形態市となった。区を置かず、洞を再編して「大洞制」を取った。2010年6月末の時点では、下位行政区画として12行政洞(61法定洞)1邑2面が置かれていた。
現・義昌区域
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現・城山区域
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2010年7月1日、旧昌原市、馬山市、鎮海市が合併され人口110万人の大都市「昌原市」が発足した。
昌原市は、2005年3月18日に旧馬山市議会が採択した「対馬島の日条例」を継承。毎年6月19日に記念行事を行っており、2012年12月11日には従来の条例に代わる新条例として「昌原市対馬島の日条例」を採択している。さらに2017年3月30日には、市議会で「対馬島の日の行事に政府支援を求める建議案」を採択。中央政府レベルの支援を求めている[6]。
STX造船海洋などを中心とした重工業が主導して発展してきた地域であるが、STX造船海洋が2016年に経営破綻して深刻な不況となった。韓国政府は、2018年4月以降、昌原市などを産業・雇用危機地域に指定し、経営安定資金、特別保証などの支援を始めた[7]。
現在、市内で旅客営業を行っている鉄道路線は、慶全線のみとなっている。
昌原中央駅・昌原駅・馬山駅は、ソウル駅方面からのKTXが一部乗り入れ、馬山駅には経由する全てのKTXが停車する。ソウル駅より馬山駅へは約3時間。ソウル駅・大邱駅からのITX-セマウル・ムグンファ号も運転される。中里駅方面へは全てムグンファ号で、1日1往復のソウル駅発・及び馬山駅発以外は釜田駅(釜山広域市)より運転。順天駅までの列車が多い。釜田駅 - 馬山駅は1時間20分であるが、1日4 - 5往復のみの運転。
鎮海線は、2015年1月31日をもって定期旅客列車の運行が終了し、以降は貨物列車・臨時旅客列車のみの運行となっている。
合併前の旧昌原市・旧馬山市・旧鎮海市のそれぞれにターミナルがある。
種目 | チーム名 | 創立年度 | ホーム競技場 |
KBOリーグ | NCダイノス | 2012年[8] | 昌原NCパーク |
Kリーグ | 慶南FC | 2006年 | 昌原サッカーセンター |
KBL | 昌原LGセイカーズ | 1994年 | 昌原室内体育館 |
韓国国内
韓国国外
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