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ビートルズのシングル ウィキペディアから
「恋する二人」(こいするふたり、原題 : I Should Have Known Better)は、ビートルズの楽曲である。1964年7月10日に発売された3作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ハード・デイズ・ナイト』に収録された。レノン=マッカートニー名義となっているが、実質的にはジョン・レノンによって書かれた楽曲[1][2]。アメリカでは1964年6月24日にユナイテッド・アーティスツ・レコードより発売されたサウンドトラック・アルバム『A Hard Day's Night (United Artists)』に収録された後、キャピトル・レコードから発売されたシングル盤『ア・ハード・デイズ・ナイト』のB面曲としても発売された。
「恋する二人」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ビートルズ の シングル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初出アルバム『ハード・デイズ・ナイト』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A面 | ア・ハード・デイズ・ナイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B面 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リリース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
録音 |
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ジャンル | ポップ・ロック | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
時間 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 | レノン=マッカートニー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
後述を参照 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジョージ・マーティンがスコアを手がけたオーケストラ・バージョンも存在しており、『A Hard Day's Night (United Artists)』に収録された。
「恋する二人」は、レノンが映画『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』のために書いた楽曲[3]。本作についてレノンは、1980年の『プレイボーイ』誌のインタビューで「ただの歌さ。特に意味なんてない」と語っている[1]。映画『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』では、列車で移動中の貨物置場の檻の中で演奏するシーン[注釈 1]と、ラストのコンサートのシーンで使用された[4]。
「恋する二人」のレコーディングは、1964年2月25日にEMIレコーディング・スタジオで行なわれた。3テイク録音されたが、完成テイクは1テイクのみで、テイク2はレノンがハーモニカの演奏中にミスしたことにより中断となった。翌日、アレンジを変更した上で再録音された[5]。曲の中間の16小節では、ジョージ・ハリスンが新たに入手したリッケンバッカー・360/12がフィーチャーされている[6]。
モノラル・ミックスとステレオ・ミックスとで、イントロのハーモニカの旋律が一部異なっており、ステレオ・ミックスではハーモニカのフレーズが一時的にドロップアウトする箇所が存在する[7]。
イギリスにおいて、「恋する二人」は、1964年7月10日に発売された『ハード・デイズ・ナイト』の収録曲として発売され、A面2曲目に収録された[8]。発売当時はシングル・カットされることはなかったが、同年11月4日に発売されたEP『エクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト』のオープニング・トラックとして収録された後、解散後の1976年に発売されたシングル盤『イエスタデイ』のB面に収録された[9][8]。
アメリカでは、1964年6月24日にユナイテッド・アーティスツ・レコードより発売されたサウンドトラック・アルバム『A Hard Day's Night (United Artists)』のB面1曲目に収録され、A面4曲目にはジョージ・マーティンがスコアを手がけたオーケストラ・バージョンが収録された[10]。
その後、1964年7月13日に発売されたシングル盤『ア・ハード・デイズ・ナイト』のB面曲[注釈 2]として発売された[11][12]。B面曲ながら、Billboard Hot 100で最高位53位を記録した[13]。1970年に発売されたコンピレーション・アルバム『ヘイ・ジュード』に収録されるまでは、キャピトル・レコードから発売されたアルバムには未収録となっていた[14]。
日本では、1964年9月5日にシングル盤がアルバムと同時発売され、B面には「ぼくが泣く」が収録された。このシングル盤は、ミュージック・マンスリー洋楽チャートで最高位4位を記録した[15]。1976年にはシングル盤『イエスタデイ』のB面曲としても発売された。
その他の国でもシングル・カットされており、ノルウェーでは第1位[16]、西ドイツでは最高位6位[17]を記録し、スウェーデンでは4週連続で1位[18]を獲得した。また、オーストラリア盤には「恋におちたら」、イタリア盤やオランダ盤には「テル・ミー・ホワイ」、アルゼンチン盤には「ぼくが泣く」がB面曲として収録されている[19]。
※出典[6]
チャート (1964年) | 最高位 |
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ベルギー (Ultratop 50 Wallonia)[20] | 11 |
ドイツ (GfK Entertainment charts)[17] | 6 |
オランダ (Single Top 100)[19] | 1 |
ノルウェー (VG-lista)[16] | 1 |
スウェーデン (Kvällstoppen Chart)[18] | 1 |
US Billboard Hot 100[13] | 53 |
チャート (1964年) | 最高位 |
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日本 (ミュージック・マンスリー洋楽チャート)[15] | 4 |
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