信濃平駅

信濃平駅（しなのたいらえき）は、長野県飯山市大字常盤にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）飯山線の駅である^[1]。

信濃平駅*
貨車を改造した待合室（2021年9月）
しなのたいら Shinano-Taira
◄北飯山 (3.3 km) (3.7 km) 戸狩野沢温泉►
所在地	長野県飯山市大字常盤[1] 北緯36度53分5.86秒 東経138度22分42.18秒
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	■飯山線
キロ程	23.8 km（豊野起点） 長野から34.6 km
電報略号	タイ[2]
駅構造	地上駅
ホーム	1面1線[1]
乗車人員 -統計年度-	72人/日（降車客含まず） -2011年-
開業年月日	1923年（大正12年）7月6日[1]
備考	無人駅[1]（乗車駅証明書発行機 有） * 1944年に信州平駅から改称[1]。 標高：311.6m[2]

歴史

• 1923年（大正12年）7月6日：飯山鉄道の信州平駅（しんしゅうたいらえき）として開業^[1][3]。
• 1944年（昭和19年）6月1日：国有化により、運輸通信省（後の日本国有鉄道）飯山線の駅となる。同時に信濃平駅に改称^[1][3]。
• 1970年（昭和45年）12月7日：貨物および荷物扱い廃止^[4]。
• 1971年（昭和46年）3月1日：無人駅となる^[5]。
• 1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる^[3]。

駅構造

長野方面に向かって右側にある^[6]単式ホーム1面1線を持つ地上駅^[1]。かつては旅客ホームは交換設備を持つ島式1面2線で、更に駅舎側に貨物用の単式ホームがあった。貨物ホーム跡は現在駐車場となっている。

飯山駅管理の無人駅である^[1]。駅舎は有蓋緩急車（ワフ29737）を改造して設置されている^[1]。

• 
  待合室（2021年9月）
• 
  ホーム（2021年9月）

利用状況

「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。

• 2009年度 - 75人^[2]
• 2010年度 - 70人
• 2011年度 - 72人

駅周辺

周辺は田園地帯となっている^[2]。

• 飯山市立常盤小学校
• 千曲川
• 国道117号
• 黒岩山 (長野県)
• ながの農業協同組合みゆき農業機械センター^[1]
• 道の駅花の駅 千曲川^[2]

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■飯山線

北飯山駅 - 信濃平駅 - 戸狩野沢温泉駅

脚注

[脚注の使い方]

1. 『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日、25頁。
2. 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、41頁。ISBN 9784784071647。
3. 石野哲（編）『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、592頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
4. “日本国有鉄道公示第501号”. 官報. (1970年12月7日)
5. 「通報 ●飯山線信濃平駅の駅員無配置について（旅客局）」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月27日、10面。
6. “JR東日本：信濃平 - 構内図・ バリアフリー情報”. 2024年9月4日閲覧。

関連項目

• 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

• 駅の情報（信濃平駅）：JR東日本