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日本の障害者陸上競技選手 (1989-) ウィキペディアから
佐藤 友祈(さとう ともき、1989年9月8日[2] - )は、日本の車いす陸上競技選手。株式会社モリサワ所属。マネジメントは株式会社クロスブレイス。
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選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
愛称 | トモちゃん(くん)、サトちゃん | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 短距離走・中距離走 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属 | 株式会社モリサワ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1989年9月8日(34歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | 静岡県藤枝市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
居住地 | 岡山県岡山市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 183cm[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 77kg[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
パラリンピック | 2020東京パラリンピック 金メダル、2016リオパラリンピック 銀メダル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界選手権 | 2019ドバイパラ世界陸上選手権 優勝、2017ロンドンパラ世界陸上選手権 優勝 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2021年開催の東京パラリンピック 陸上 車いす 金メダリスト。
静岡県藤枝市出身。静清工業高校(現静清高校)卒[3]。卒業後は県内の水産加工会社に勤めたが、半年後に退職。演劇の仕事を夢見て上京したが、21歳の時に脊髄炎になり、左腕が麻痺し、下半身の感覚を失った[4][5]。
車いす生活になってからは藤枝市に戻り、しばらくは引きこもるようになったが、ロンドンパラリンピックで競技用車いすで走る選手をテレビで見て衝撃を受け、自分もやってみたいと思うようになった[5]。
2013年と2014年に東京マラソンの10キロ車いす男子に出場。2014年には29分19秒で2位の成績を残している[6]。同年には車いす陸上の現役選手で、北京、ロンドンと2大会連続パラリンピックに出場している松永仁志に学ぶために岡山に移り住んだ[7]。
2015年11月、ドーハで行われた世界選手権で400メートル(T52クラス)で1分0秒91で優勝し、リオデジャネイロパラリンピックの代表選手に内定[8](1500メートルでは3位[9][10])。翌2016年には勤務先のグロップサンセリテが設立した松永仁志が監督兼選手を務める車いす陸上部、「WORLD-AC」の所属メンバーとなる[11][12]。同年6月に行われた新潟市、デンカビッグスワンスタジアムのジャパンパラ競技大会では100メートル、400メートル、1500メートルの3種目で優勝した[13]。
2021年1月、株式会社モリサワと所属契約を締結し、同時にプロ転向を表明。また朝日新聞による新しい地図の香取慎吾との対談内で今後の活動チーム名の命名を依頼。祈る(仏語)=prier、佐藤が好きな歌である「世界に一つだけの(SMAP)」の歌詞にある「オンリーワン」からONEを組み合わせ、"prierONE(プリエワン)"と命名される。[14]。
東京パラリンピック 陸上 男子400m・1500m車いすT52において金メダルを獲得した功績をたたえ、2022年2月26日、岡山市北区のJR岡山駅前 市役所筋東側(MMビル前)に記念のゴールドポスト(第77号)が設置された(ゴールドポストプロジェクト[15])。
2016年9月に開催されたリオデジャネイロパラリンピックでは、400メートルと1500メートルに出場(いずれもT52クラス)。
12日の400メートルでは予選2組で1位(全体では2位[16])でゴールし、決勝進出[17]。翌13日の決勝では序盤スタートで遅れるが、後半追い上げ、ロンドンパラリンピック金メダリストのレイモンド・マーティンに次ぐ2位でフィニッシュ(記録は58秒88)、銀メダルを獲得した[10]。
15日の1500メートル決勝もマーティンとの一騎打ちとなった[注釈 1]。800メートルの手前でマーティンを追い抜くも、最後のカーブで抜き返され、1秒差の3分41秒70で2位。競技後、一時失格が宣告されるハプニングがあったが、対象が別人であることが判明し、失格取り消し。本大会2個目の銀メダル獲得となった[18][19]。
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